ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1207, 排除勧告

昨日の朝日新聞の一面トップが新潟市公共工事の談合の排除勧告の記事であった。
このホームページでも何回か書いてきたが、この国を取り仕切ってきた
ゼネコン・マフィアの一端が全国的に明らかにされる。
公然と、このマフィア・システムを書いてきたが、全国紙トップで露わにされた
のだから、けっしてオーバーでないことが証明されたことになる。

新潟県は大成建設が仕切り役を割り当てられていて、その下に地元の福田組、本間組、
加賀田組の三社が組んで、重大犯罪を数十年ほぼ100l仕切ってきた。
民間工事でも何らかのカタチで談合がなされる。
このマフィアに立ち向かうのが、施主としてのメインの仕事になるが、
その影が常に付きまとっていた。

それに市や県の役人もつるんでくるから、このマフィア連中のシステムは深く
張り巡らされている。
市や県の元幹部を、定年後こぞって営業に向い入れ、そのツテで犯罪を仕掛ける。
それに自民党や民主党などの政治家が、利権と票を狙って入り込んでいる。
そのシンジケートの基盤は確固たるものである。

彼らの利権の一端が、少し見えただけでしかない。
彼らの不気味なシンジケートが橋本派を扇の要として張り巡らされている。

何故ここまで検察が放置していたのか、不思議でたまらない。
公正取引委員会も12年ぶりの勧告というから酷いものだ。

「歴代の下水道建設課長らが関与していた」と書いてあるが、検察が把握を
していなかった訳がない。
この国はマフィア支配という面でみると、イタリア以下に成り下がっている。
それでも、今日も談合が何時ものように行われているのが現状だ。

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2003年07月23日(水)
840, プロジェクトー]

 NHKTVのプロジェクト]がなかなか面白い内容だった。
このシリーズは三回に一回は見ているが、昨夜はソニーのロボット犬『アイボー』の
開発プロジェクトのチームリダーとメンバーの苦労話であった。
一つの商品の中に、多くのメンバーの思い人生とエネルギーがぎっちりとつまっている。
社長の井深大の『人の真似をするな!』が、ソニーの商品開発のコンセプトの一つ
ということは知っていたが、しかし現場の技術者にそれが貫かれていたのをみせつけられた。
 
 新規開発では、重役や周辺の無理解が大きな壁になるのが何処も同じである。
特に若い技術者が『オモチャを創るためにソニーに入ったのではない!』という言葉が
その象徴であった。
何度も何度も大きな壁ー障害が立ちふさがってくるのを、切り抜けていく姿が感動的だった。
プロジェクトとは、その壁を乗り越えていくのが任務である。
一度、会社を辞めてゲーム会社の部長になっている男を、このチームに呼び戻そうとした時、
その男がゲームメーカーのナムコの社長と供に断りに来る。
その時、チームリーダーは本来は絶対に見せてはならない創りかけのロボット犬を見せる。
それを見た本人は興味を示し、ナムコの社長は直ぐに翻意してソニーの復帰を認める。
ナムコの社長の一言がよい「日本の為になることだ!」

 復帰したこの男が、大きな壁にぶつかっていたプロジェクトに入るやいなや、
根こそぎロボットを否定する。自分の役割を知っていたのだろう。
そして対立。しかし、そこからアップスケールー脱皮が生まれてくる。

 たった一匹?のロボット犬の中に多くドラマと感動が詰まっているからこそ
多くの人にそれが伝わるのだ。
「プロジェクトX」に流れているテーマ は今の日本に『起業魂』を思い出させるのが目的だ。
その気持ちが直に伝わってくる番組である。
チームリーダーと復帰してきた二人の最後の言葉がよい。
『ものつくりは面白い、出来上がったときの感動が、それまでの苦労を総て流してくれる!』

商品に対する思いや感動が薄くなったら引退の時期としなくてはならない。
それは年齢と関係なく。
いま一度仕事に対する自分の気持ちを内省してみる必要がある。

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07月23日(金)
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