ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■761, 歌は過去に向かって歌うもの
「歌は過去に向かって歌うもの !」
先日Tvで歌手の「さだまさし」が何気なくトークでいった言葉だ。
なるほど言いえて妙である。
すべての歌は思い出のメロデーになるのか?
心を込めて歌うとは、その過去にタイムスリップをして歌うことである。
それは過去の喜怒哀楽に対して歌うということだ。
それぞれの歌にはその時代の背景と、それぞれ人の人生がある。
また情念を瞬間冷凍をする。その意味でいろいろな歌を振り返ってみると、
過去が地の底から浮き上がってくる。
特に幼児の頃に聞いた童謡や流行歌は魂の故郷といってもよい。
その時の光景を思い出して歌ってみると、その時の記憶がどんどん湧き
上がってくる。
美空ひばりは歌っているときは、過去のその時の世界に入りきっている!

また、青春時代の失恋など、それぞれ生きてきた時代ごとにの歌があった。
人生のバックグランドミュージックといってよい。
笑いと歌には、心というよりもっと深い魂の世界で、行蔵のラベルでも
ある。
それでは「こんにちは赤ちゃん」は過去に向かって歌うのか?というが、
むしろ母親が、あとの思い出としての歌うのほうが、心いや魂の歌になる。

私が生まれたのは第二次世界大戦の終戦直後である。
ラジオで復員兵の名前や尋ね人のコーナーがあった。
それと同時に、「異国の丘」とか、「上海帰りのリル」「みかんの花」
が流れていた。幼児期の記憶は希薄だが、歌だけは記憶にしっかり
残っている。
青春期はポップスの黄金の昭和40年代であった。
いま聞いても本当によい歌が多い。高度成長期の時代背景があったためで
ある。

60歳までは過去を振り返らないことにしているが、もう数年で、その歳になる。カラオケに手を出して失敗した時の歌や、NTTの株で失敗した
時に涙をして憶えた歌など「一曲数千万円」もした歌がある!!
たくもう、高くついた!

話は少し変わるが、歌の先生をしていた一番上の姉の正子さんが、
ある時「人間は歌うとき、自分の肉体は楽器なのよ!」と何気なく
言った事を思い出した。
05月05日(月)
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