ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■643, ハングリー?

日本は「国は大変だが自分は大丈夫という!」という雰囲気で満ちている。
私もそれに近い感覚を持っている。
私の青年期の頃のあのハングリーさは、時代背景もあってか全く感じられない。
昔の日記をおりにつけて書きうつしているが、本当にハングリーであった。

「何かをやれば何かが叶う」という気持ちだ。
今の日本に一番欠けているのがそのハングリー精神だ。

ある逸話で
ーオーストラリアに移住した欧州人が、年中花咲くこの地でミツバチを
持ってきたら蜂蜜が欧州の数倍は取れるだろうと目論んだ。
しかし失敗に終わったという。
はじめの年は多く取れたが、年々収穫が下がり最後は全くとれなくなった。
蜂は寒い冬に備えて蜂蜜をとりこむ為に集めるのであって、
年中花が咲いている地ではその必要がなくなる為だという。
なるほどと考えさせられた。

現在アメリカの一流大学の合格者はベトナムやカンボジアの難民か、
その子弟が多いという。
ハーバードなどは20l以上が彼らで占めてしまって問題になっている。

またソニーの元会長の大賀氏がこの正月の紙面で中国に10数年ぶりに行って、
日本の丁度戦後10年に頃の熱気とハングリーを感じたと書いていた。
先年中国に行った時、現地の添乗員が話していた内容が印象的だった。
「日本に留学をした。そこで同じ人間として如何してこんなにまでまで
生活の格差があるのか義憤を感じた。勉強をして必ずあの生活を勝ち取る
つもりだ。」
聞いていていつか日本は中国に追い越されるのではと不安になった。

今の日本はオーストラリアに持ってきたミツバチそのものである。
もうじき大寒波が来るのに、いやすでにその一波がきている。
01月11日(土)
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