ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7484、読書日記 〜『できすぎた話』―A 
大人同士は狩りが失敗した理由を考え、新しい工夫を話し合います。
大人の会話を聞いた子供たちは狩りの技術を学んでいきます。
私たちは自らの経験を言葉で仲間や子供に伝えています。言葉を持って初めて
私たちは世代を超えてそれぞれの知識を共有できるようになったのです。
 言葉を持ったホモ・サピエンスとうまく操れなかったネアンデルタール人。
二つの氏族の運命を分ける時代がやってきた。4万年前、ヨーロッパーは
200万年間続いていた氷河期の最後のピークを迎えていきました。
寒さは厳しさを増し北半球ではぶ厚い氷河が欧州の北側を覆い尽くしていた。
この過酷な世界で生きるために言葉はホモ・サピエンスにとって大きな助けとなる。
寒冷地に住む動物たちは季節の移り変わりとともに大きな群れをつくって移動。
その時、ホモ・サピエンスは言葉によって獲物が移動してくる時期や場所の
情報を交換しそれに備えて狩りの計画を練ることができたのです。
言葉が未来を予測する力になったのです。 ≫
▼ 現在では、情報機器とネットが、日々進化して、現代人は、それに翻弄
 されている。しかし、時間とともに、それらを使いこなすことになるが、
その能力格差が果てしなく大きくなり、制御不能になるのでは? と思われる。
 言語能力だけでなく、洞窟画も、ネアンデルタール人には無かったという。
そこにも人間の能力の意味を知ることが出来る。より広く、深い知識を得て、
様々の世界を知り、音楽、絵画、演劇など多くの芸術に感動し、それを満たし、
新しい何かを創造することが人生であることを示している。
 

08月12日(木)
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