ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7420,閑話小題 〜本当にやるの… だったら
≪ 社会学で、ライフコースという概念がライフサイクルという概念を置換する
形で用いられるようになった背景には、個人の人生の軌跡の多様性への認識が
あるとされている。ライフサイクルを「だれも同じように人生の道筋をたどれる
こと、ある一つのライフコース・パターンが高い頻度で再生産されること」とし、
ライフコースがライフサイクルに取って代わられるようになったのは、みなが
同じような人生を送る社会からいろいろな人生を送る社会へと発展的に進化した
ためであるとする。主として生物学および心理学で発展してきたライフサイクル
研究は,生物としての人間が一生のうちに示すある範囲内での規則的な推移を
考察し,人々の人生を横断する共通の特徴に着目してきた。他方,個人の生活を
取り巻く社会的歴史的文脈を重視する社会学的視点が生かされたライフコース
研究では,個々人の人生の多様性が強調されてきたのである。しかし,20 世紀
後半に入ってライフコースの社会学が多様性の研究に大きく舵を切り、今や
ライフサイクルは古い概念であるかのごとく扱われるようになった。ーつづく≫
息子2人と甥っ子を加えた9人のうち、3人が独身。あまり独身が不自然でない。
ライフステージ、ライフサイクル、ライフコースの意味をネット検索をすると、
◎ ライフステージlife stage
個人の一生の発達過程にみられる諸段階。人間の発達には生物的・生理的側面,
心理的側面とともに社会的側面があり,これらの相互作用を重視しつつも,
とりわけ社会的側面の発達段階に焦点が当てられる。具体的には,個人の地位・
役割の大きな変化と段階移行に着目して段階設定がなされることが多い。
◎ ライフサイクルlife cycle
生命体の一生にみられる規則的変化のパターンをいう。人間のライフサイクル
においては,出生から死に至るまでの生命現象とともに,学校への入学や卒業,
就職,結婚などの生活現象にみられる節目や変化パターンが重要な意味をもつ。
近年では,人々の価値意識やライフスタイルの多様化とともに,ライフサイクル
概念が前提とする平均的・標準的パターンを設定することには無理があるとの
批判もなされるようになった。
◎ ライフコースlife course
社会的存在としての個人の生涯にわたる加齢過程をいう。ライフコース研究
では,個人の地位・役割のありようと時間的経過のなかでのその変遷,そして
これに変化をもたらすような社会的・個人的出来事が関心の焦点となる。
ライフコース研究が登場した背景には,非歴史的なライフサイクル研究の限界を
超え,個人の生活史と社会の歴史のダイナミックな相互影響関係を捉えよう
という研究意図があった。
ライフステージの背景の「時流」が、大きくライフステージを左右する。
私のように終戦直後から復興過程を経て、高度経済成長期と、その崩壊期を
生きた者にとって、この3つが鮮明に浮かび上がってくる。
06月08日(火)
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