ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383809hit]
■6447,つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ
外敵から身を守るために身を寄せ合っているだけで、瀕死の弱者には、強者に
変身する。群れていれば、より弱者がいるため当面は身を守れる。
『 …でも割切ると群れって良いこともあるんだよ。群れに加わればこそ、
出来ないことも出来ることがあるんだよ世界には。いくら部屋で4kTVで、
その世界を見ても、所詮は映像の世界。汗かき、よれよれになって、大自然
の真っ只中で、驚愕してみると、世界観が変わる。群れた仲間から、一人、
離れた別口の自我が内側から新鮮に、鋭く、喜びが湧き上がる体験をする。
写真家は、それを画像を通して伝えてくる。 一言で、群れ云々は語り尽く
せない。目的を持って集まるのは群れとはいわない? いや群れは群れか。
〜これまた偶然、4年前の内容が、脈絡として最適な内容〜
・・・・・・
4977,閑話小題 ーツアーゲームの醍醐味 〜A
2014年10月30日(木)
* 人生も旅行もゲームも、難問の解決過程を味わうこと!
ゲームとは、仮に障害を幾つかつくり、条件と、約束事を決め、
目標達成をすること。ツアーの行先を地区ごとに埋めることをゲーム感覚にし
30年近く、様々な出来事があった。トラベル(旅)の語源がトラブルの難問を
乗り越えるプロセス自体が楽しみになっていく。 創業で、幾つかの難題を障害
と見立て、乗越えてきたことが、旅行にも生かされていた。
ツアーの49回の内わけとして、欧州15回。中東、アフリカ10回。
インド・パキスタンを含めたアジア7回。ハワイなど南太平洋6回。
南北アメリカ11回になるが、それぞれの地域の空白を埋めるのもゲーム感覚。
一回のツアーには、普段のトラブルの殆どが全て出てきて、楽ではないが、
ゲームで、それを楽しまないと二度と行きたくなってしまう。最近は、家内の
意向で欧州が多い。南米、南アフリカ、パキスタンのシルクロードなどの最果て
の地から日本を見ると、日本は最果ての地。すべからく行先に辿りつくのが
目的でなく、途中に起こる様々の経験全てを味わうことが目的になる。
特に飛行機の行き帰りと、目的先の移動中のバスの車中を楽しめるかがポイント。
アランの幸福論に、「憂鬱の人に言いたいことはただ一つ。
『遠くをごらんなさい』」がある。憂鬱な人が殆どみんな、読みすぎ!人の目
(心)はこんな近距離を長く見ていられるようには出来ていない。広々とした
空間に目(心)を向けてこそ、人間は安らぐのである。夜空の星や水平線を
眺めている時、目(心)は、まったく、くつろいを得ている」がある。
この言葉が遠く旅する目的を言い表している。 贅沢なライフワークだが、
それ一つに絞り、何とか続けられたことが、人生の様々な難問を乗越える支えに
なってきた。人生ゲームというキッズがあるが、難問が高いほど面白いのは、
深淵の意味が含まれている。死んでしまえば、それまでよ!死んで花実が咲く
ものか!である。 大部分を占める世間様という人たちと一線を画すこと、
それには、良い芸術作品、大自然の神秘、良書を浴びなくてはならない。
その前に立ちはだかる難問を乗り越えるゲーム化が、人生のゲーム化である。
11月07日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る