ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6439,閑話小題 〜群れるのは、そもそも何のため? −2
≪解説: ダン・ブラウン原作の世界的ヒット作『ダ・ヴィンチ・コード』
『天使と悪魔』に続き、トム・ハンクスが三度、ハーバード大学教授の
 ロバート・ラングドンに扮したシリーズ第3弾。
ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った
状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドン
は、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから
追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加
問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。
そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて
計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走するが……。

 〖今、このスイッチを押せば人類の半分が死ぬ。
  しかし、押さなければ人類は100年後に滅びる。
  全てはお前次第だ−』

▼「このまま科学が進歩を続けていくと、制御不能になり、人類が自滅する」
 という説がある。人工的にブラックホールや、人類を消滅可能な細菌兵器や、
原子炉をつくったり・・等々。急増する人口問題と、温暖化と、科学の飛躍的
進歩に、対応が遅れている。そのことが、現在の世界の混乱を招いている。
面白いが、考えさせる映画でもある。      評価 90点。

・・・・・・
4235, 雑談ネタ、酒の肴ネタ ー8
2012年10月30日(火)                       
           ー「ルーツ大全」インフォペディア編より
● グレルの語源
<グレルの語源は平安時代の「貝合わせ」という遊びからきている。
ハマグリの貝殻を二つに分け、ピッタリ合うものを探す遊びである。
これが意外と難しくてナカナカあわない。ここから、しっくりこないことを
ハマグリの倒語、ハマ・グリ ー>グリ・ハマとなり、そのうちグレだけ残って
動詞化し「グレル」になった。この言葉、江戸時代には一般に使われていた>
▼ 最近、あまりグレルという言葉を聞かなくなった。ここで知るまで、
 愚連隊のグレからきていると思っていたが、愚連隊の愚連が、グレの当て語
だった。青少年期にグレタの者に、全うな?人生を過ごしたのは少ない。 
人生の基本が出来てないのは、その後で立て直すのは難しい。
10歳で人生の限界が決まってしまう説がある。
     〜〜
● へべれけの語源はギリシャ神話から
 べろんべろんに酔った状態を「へべれけになる」というが、飲みすぎて
正体を無くした状態にピッタシである。一説によるが、ゼウスの娘にちなんだ
へーべ・エリュケーションからきている。エリュケーションは、お酌をする
という意味になっている。オリンポスでは、へーベがお酌をするのが習わしで、
若くて美しい美人。しかも、ゼウスの娘なら、つい杯を重ねてしまう。
神々は前後の境なく酔いつぶれてしまう。「へーべ」「レリュケーション」
すなわち「へべれけ」という言葉が生まれた。他にも、「へ」と「べ」の
区別がつかなくなり、へべれけが生まれたという説がある。
▼「へ」と「べ」の見境がつかない説もよいが、女神へーべの酌で神々が
 泥酔した説も面白い。飲み屋のネタに丁度良い。スナックに行くのは、
へーべを求めて酔いたいためだ。へーべはいないが、へーべ風はいる。
居酒屋で酔った後に行くのは、幻想を求めるため。 

10月30日(火)
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