ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5761,閑話小題 〜プーチンと安倍 〜1
どれもこれも、大事件である。しかしビック・イヤーは来年である。 ロシア、
アメリカ、中国、韓国の首相と大統領の交代の年である。 更に今年、何とか
延命をした欧州発世界恐慌の発生の可能性が高い。地震後、三年が過ぎ、津波が
押し寄せ、海岸線の立ち位置の私の事業が押し流れた。その一瞬の間際に高台に
逃げた。そこで見えているのが津波の本体。 今年中にくるはずだった津波が、
来年、海岸線の防波堤を遥かに超え、やってくる。避難先の山の手の住人は
自分に大丈夫と安心しているが、仕事や親戚が海辺にあることを忘れている。
三年前に起こった、近未来。
・・・・・・・
3559, 閑話小題 ー死について
2010年12月23日(木)
* 「生が終われば、死も終わる」
ある「死」の特集の雑誌にあった言葉「生が終われば、死も終わる」
が心に残った。「一人称の死」を砕いた言葉である。身ちかな二人称の死は
あっても、一人称=私、の死はない。したがって「私の生が終われば死も終わる」
ということ。それを一言で言い表した言葉。このことから「生が始り、死も始る」
という理が見えてくる。生があるからこそ、死がある。「死んでしまえば、
それまでよ」という言葉もある。父が親戚の葬式で何時も言っていた。
これは生者の目線の代表的な言葉。その言葉の背後には、「他人の死から、
生きているうちが華。人生を可能な限り生きなければ」という、思いがある。
* 人間の死因
日本では、毎年大よそ百万人が亡くなっている。死因は、病気、自殺、他殺、
そして災害による。そのうち、95パーセントが病死、自殺は3パー、交通事故
などの災害と他殺が残りになる。もっとも、それは死のキッカケであって、
真の死因は産まれてきたこと。いずれにしても死ぬ。百万人が産まれ、百万人が
死んで人口は減りも増えもしなかったが、数年前から人口減が始った。
* 同じ年代の死
私の同学年の男性では、平均して2割ほど亡くなっている。中学は25%、
30年来の高校三年の同級会の出席者の20パーセント、大学のゼミ同期6人は0。
進学につれて死亡率が低くなっている。従姉妹で父方をみると、兄姉を含め30人
の従兄弟(従姉妹)がいるが、平均年齢が72歳で12人が亡くなっている。
4割である。私の兄姉も私含め9人のうち4人が亡くなっている。生存している
平均年齢は70歳。父方は癌系で、糖尿は少ない。40過ぎの死亡が殆どそれ。
死を恐れるのは「やり残したことがある」が、「虚無」への不安と並んで心底に
ある。やり残したことを、やり尽くしたところで同じでしかない。虚無になり
ようもないのに、そのイメージを恐れる。プッツン、いや、プチ!か?それは。
これもイメージ。
12月23日(金)
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