ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383953hit]
■5752,マシュマロテスト 〜A
これも情報化社会の到来の一現象。ネット化、デジタル機器の飛躍的進歩など
による電脳化は、人類が言語を持って脳の進化を始めて以来の革命的出来事。
・宇宙からの視点で、地球外から逆照射した理論が注目されてきた。
環境破壊の問題も含め
2、HPとブログに没頭した10年
毎日、一テーマの文章作成の義務づけ
そこで得たことは 起承転結脳、物語化の習慣づけ 論理脳
3、哲学が面白い
この10年間、初心者向けの哲学書に徹して読んできた。特にカントに
焦点を合わせて・・ 哲学はギリシャ哲学から始まりカントに納まり、
そのカントから流れ出て現在に至っている。
4、秘境・異郷旅行について
47回の旅行からえたもの アフリカ、南米、etc
〜〜
何か気楽に引き受けたが、軽すぎるのも、重いのも何である。
地元では一応、識者?で通っている人前で何を?と。そこで、
「このネット社会の到来は、実は20万、200万年に一度の大発明で、
人類にとって大断層を起こすほどになる」という内容にすることにした。
聞いている方は、何かキョトンとしていたようだ。梅田望夫ではないが、
この10年間で、現実社会の他にネット社会が、いま一つ出来てしまった。
そして、それが現実社会の上に覆うようになった。これが尖閣列島のビデオ漏洩
問題とか、アメリカ政府の秘密漏洩事件につながる。抑えようがないのが現実。
・・・・・・・
3175,学習性無力感
2009年12月14日(月)
[私はいつも仕事でミスばかりしている」
[自分が就職する企業は、何処も良くない」
「どうせ自分は何をしてもダメだ」
「旅行に出ると、嫌のことばかりつづく」
「女性には持てたことがない」「あ〜あ、面白くない」とマイナーなことばかり
目に捉われる人がいる。そういう心理傾向を「抑うつ的自己意識スタイル」という。
悲観主義者である。誰も失敗したり、何をしても駄目な時期がある。
そして自己嫌悪に陥り、欝症になり、それが重くなると、鬱病になる。
そして、マイナーな言葉により、何もヤル気がなくなる。それを[学習性無力感」
の法則という。その底から、這い上がる過程で自分を作り、そこで力がつく。
アメリカの心理学者の実験がある。
≪ 第一のグループには騒音を止めることが可能で、第二のグループにはコント
ロール不可能な状況に置き、その後、全員を騒音を止めることが可能な状況に
置いたところ、第一のグループは簡単に騒音を止めることができたが、第二の
グループは、「学習性無力感」が働いたのか、誰も騒音を止めようとせず、
その状況に耐え続けることしか出来なかったというのである。≫
一番の問題は≪どうせ自分なんか≫という考えが習慣になると、ろくなことが
ないということ。これに対して成功体験が人間をプラスを重複して導き出す。
これが世の中に出回っている「成功本」の共通点。この「学習性無力感」を
もじれば、「学習性達成感」ということになる。大相撲やプロ野球で、優勝回数
の多い力士や選手は、ますますヤル気が出て練習に熱が入る。
優勝というゴールセッテングが体験でハッキリイメージできるからである。
逆に、失敗時のイメージを持つと、負け犬になってしまう。「学習性無力感」
が付いている。 恐ろしいのは、この20年近く日本は、バブルの崩壊以来、
どうも学習性無力感が国に、ついてしまったことだ。現在の若者の間で、
「一度で良いから景気の良い社会を経験してみたい」という願望があるという。
景気がよく、努力をすれば報われる実例が周りにあれば、自分も!
と啓発されるのだろうが・・・
12月14日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る