ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3720,ジャズについて −12
渡る世間は鬼ばかりではなく、世間は善意と悪意の巨大な混合物だった。だが善意の人も、一たん利害が対立すると、
手のひらを返したように悪意に満ちた中傷をばら撒いたりすることもめずらしくなかった。つまり、と新兵衛はそのころ
思ったものだ。無償の善意などというものを世間に期待するのは馬鹿げていて、この世はむしろ悪意に満ちていて、
隙があれば足元をすくおうとしていると覚悟をしていた方がいい。それが、どうにか自分の才覚でまわりと折り合いをつけ、
自分自身も人の足をすくうような真似をして、きわどく世を渡っているうちに。商人である小野屋新兵衛の身についたようなものだった。
その中で得た一番の教訓は、人に弱味を見せてはならないということだった。世間に侮られず、憎まれず世間を渡るということは
難しいことだった。だがかりに憎まれても、根性さえしっかりしていれば、商いが潰れるようなことはない。
同業に憎まれながら大きくなった須川屋嘉助のような例もある。須川屋は人の思惑など屁とも思わず憎まれれば反発をしてコワモテの
商いをして、ついには誰も手がつけられない大物になった。だが、人に弱味をにぎられ、侮られるようになると、商いもお終いだった。
人の弱味をにぎり、侮る側に回ったときの世間が、いかに残酷に振舞うかをみてきている。
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2003年06月02日(月)
789, 東京見物
この二日間、東京と鎌倉に行ってきた。まずは初日の東京見物の話。さっき帰ってきたところだが、「新潟と地球の僻地」
を行ったり来たりしていた世界とは少し違う。一泊二日で約16000円の東京宿泊パックである。新幹線とホテルのパックで、
ホテル代が無料ということになる。指定された列車で二人以上という条件がつくが安い。日曜日の8時45分の新幹線で出発する。
家内は上野で降りて、息子に会いに行く。私は東京駅近くの八重洲ブックセンターに行く。13時の待ち合わせまで、アッと
いう間に時間が過ぎる。よくぞこれだけ面白そうな本があるものと驚く。その後、家内と丸ビルに行く。思ったより落ち着いた、
奇をてらってないのがよかった。そこの和食のランチが1800円と高いが、それを感じさせない店であった。
そして日本橋の三越本店に行く。 店員の多いのと、催事場の人の多さに驚く。それと年配ー60歳から80歳が8割がたであった。
17時半より、はとバスに乗る。20数年ぶりのハトバスである。新宿の高層ビルの54階での食事と、お台場をまわるコースで
7500円である。50人以上の定員に12名の乗客である。世界の刺激の強いところばかり行っていた為か喩えると、
薄いコーヒーをクリープをタップリ入れて飲んだ感覚であった。お台場も雨上がりの為、何ともいえない趣があったが!
それより、新宿のパックの指定されたホテルが見つからず、危なそうな場所をさ迷ったほうが刺激的であった。
ポイントを効率的に回った!のがよかった。
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2002年06月02日(日)
 425,父・堀井誠作のことー2
・女性の噂の全くない非常に真面目の人であった。家庭人としてこれが一番の基本である。
・非常にシャイなところがあった。
 (字数の関係でカット2010年06月02日)

06月02日(木)
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