ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1313, まさか、地元で大地震!ー10
それも早急に。社会で女性が不当に差別されている例は実在し、
それについては改める必要があると
思いますが、それを口実に(しているとしか思えない)片寄ったフ
ェミニズムを扇動
する人達がいるのは、出産や育児などの「仕事」もはたしつつ、
社会でも活躍したいという女性の邪魔にもなりかねません。
はっきりいって、本当の意味での平等な社会の実現を阻むものだと
思います。

それから、「身の回りの世話や育児をすることと引きかえにで、
夫を束縛し、夫に依存する」というのも、妙な言い替えのような気が
してなりません。

類似した言い替えで「夫は稼いで妻子を養ってやるので妻は家事を
やれというのはおかしい」というのもありますが、どちらも
「役割分担をする」ということが頭にひとかけらも浮かばないので
しょうか?だいたい束縛し依存することなど、
そう簡単にできるものでもありません。

 話はかわりますが、イタリアでよく聞かれる言葉で
"Sempre pronta"という言葉があります。主婦や、特に母親について
使われます。直訳すれば「常に準備が整っていること」ですが、
これはただ「家をきれいにし食事を整えておく」というだけでなく、
「臨機応変に判断し、
必要に応じて速やかに対処する」そして「受け入れる余裕がある」
という意味を持っています。私の好きなイタリア語の一つです。

 主人と結婚する前には、イタリアの女性というと
「個人主義で情熱的で自由奔放で自分の欲望のままに生きる」と
いったイメージがありましたが、踏み込んでみると、
そこには違った女性たちがいました。主人の母もその一人です。

家は埃もなく気持ちよく整えられ、服は洗われアイロンがかけられ、
傷んだものは
繕われ、丁寧に着られています。これだけ家や物事を維持していく
のは大変なことで、毎日ほとんど一日がかりのようです。
でも不思議と悲壮感や倦怠感は感じられません。

自分もきれいでいようと、気持ちの良い服を着てきれいな身の
こなしで家族のために仕事を進める義母はやるべきことをやっている
人だけが持ちうるオーラのようなものに包まれています。
「身じまい」とか「しつらい」という言葉が思い出されました。

生活のすべてが「そうしないと心地悪い」というような確固とした
美意識と家族への愛情に支えられているのです。

 「子供ができて、私は、私の人生からひきずり降ろされた感じがする」
と言った女性がいますが、「そう思っちゃうのか、かわいそうだなあ」
というのが、正直な感想です。
女性(結局男性もですけど)の生きる場所は、社会だけではありません。
外の世界にばかり、自己実現の機会があるわけではないと思います。

 と、読み返すと、何かたいそうなことを述べたてておりますが、
実際には母である
ことはなかなか難しく、これで子供たちは幸せなんだろうか?
と不安になることもしょっちゅう…という三流母です。

 今後も、先生のHPを楽しみにしております。
奥様にもよろしくお伝えください。
私も「主人が待っているから」と帰るくちです。

11月06日(土)
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