ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7841,閑話小題 ー国葬問題で、自民党が惨敗に
芸術(とりわけ、音楽、絵画、文学)の世界に大きなうねりがやってくる。
その400〜500年前に近代の夜明けが「ルネッサンス」で、背景には経済的繁栄が
ある。その現代も、21世紀辺りから情報社会の到来で大きく変化を始めだした。
インテル社の共同創設者であるムーア(1929〜)が、<半導体の集積密度は18〜
24カ月で倍増し、チップは処理能力が倍になっても更に小型化が進むという法則>
を提唱したが、これが加速をして現在に至っている。これは、10数年で、1000倍
の処理能力になるが、ユビキタスとして周辺にも普及し、便利な生活用品が日々、
向上している。その最たるものが、TVや、スマートフォン、タブレットなどのPC。
そのことは、ここで繰返し取上げてきた。何故に、「ルネッサンス」かといえば、
当時の「新大陸発見」と、現実社会を覆って出来た情報化社会と、似ているため。
近代、現代の境目と同様の新しい時代の到来が、情報化社会である。混乱は、
「再生」を孕んだ新たな価値観を模索する材料を提示していると見ればよい。
行き着く先は、「2045年問題」か、はたまた、何か? 今世紀を待たずして、
世界は消滅していくのか?「ルネッサンス」の様相の中に鍵が?「良質な妄想?」
・・・・・・
6383,読書日記 〜哲学と対決する ―4
2018年09月04日(火)
『哲学と対決する』デヴィット・エドモンズ著
ウォーバートン,ナイジェル著
* ソクラテスだね
◉ ジョナサン・グラバー
ソクラテスだな。彼の意見を多くを取入れてるからではないんだ。彼が全てを
発見したからだ。哲学をやっている人は皆そうだけど、僕も、ソクラテスが
発見した方法を使って教えている。
・まず、「これについて、どう思う?あなたの意見は?」と人々に問いかける。
・次に、最大限明確にするように要求する。「あなたが言いたいことは、こう
いうこと、あるいは、ああいうこと?」。明確になったら、正反対の例がある
ことを提示する。「それは君の見方だよね。だけど、このケースにこんな原理
を当てはめて考えてみたらどうだろう。君には思いもよらないだろうけど」。
それが哲学の方法さ。素晴らしいと思う。
・更にソクラテスは狭い学究的環境に自分自身を閉じこめず、市場に出て人々
に語りかけた。彼はチャンスさえあれば、フィロソフィ・バイツをやってたんだ。
私の意見では、あまりに多くの哲学者が哲学を一種の秘教的専門問題として
扱っている。それは大きな損失だよ。
◉ ディビット・エドモンズ
ソクラテスが上記の言葉を述べるに至った流れを軽く説明します。
まず生きるに値する人生というのは「善い」人生であろうと想定します。
ただ生きるのではなく善く生きるべきだと ソクラテスは言っています。
それでは「善い」というのはどういうことか?それは「悪い」ということが
分かった時に初めて その意味がわかります。そしてソクラテスは「善悪」とは
何かもっというと正義とは何かということを考えます。 そして
「善と悪は相対的ではない」という結論に至ります。私はこれを初めて読んだ時
(多分中学生でしたが)「ソクラテスは何を言ってるんだろう?善悪なんて
相対的に決まってる」と思いました。あることが「善いor悪い」というのは
畢竟するに社会が決めることです。極端に言えば殺人でさえ戦争中は認められ
勲章すらもらえます。これはその社会が殺人を善としているからに他なりません。
その他のことについても善悪は基本的に社会がきめているはずです…
それならば社会や政治によって変わる「善悪」は当然相対的であって絶対的な
善悪なんてあるはずないと私は最初にソクラテスを学んだ時は考えていました。
◉ マイケルサンデル
一時期、正義とは何かでブームになったハーバード白熱教室の
マイケルサンデル氏の著作にあたると分かりやすい説明があります。
ソクラテスは「善と悪は絶対的だ」と主張します。(何故か気になる方は
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09月04日(日)
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