ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6823,閑話小題 〜下越周辺、とりわけ新潟駅周辺は ー2
何かを頼むと眼を剥き、逆に頼み事は命令口調。まさに「かあちゃん、怖い!」。
この位で丁度よいのだろうが。 としても、哀しき70代にあいなってしまった。
パソコンコーナーのある仏間と、TVのある寝室に押しこまれ、鬱憤はネット上
のボヤキしかない。まだ家が広いためが最小で済んでいるが、娑婆
経験の少ない家内は力の手加減を知らないため傷口に容赦なく口撃をしてくる。
・先日、松居一代が、亭主の船越英一郎との離婚騒ぎでTVを賑していた。
この松居女史も挫折経験が少ないみたい。理想的夫婦にも、一つ仮面を外すすと、
こんなもの。まだ、私には一匹狼の要素があるから、閑静?し耐えているが。
有名人の離婚の愛憎劇といえば、高嶋政伸元夫婦の離婚劇。大昔では、三船敏郎
夫婦モノと、娘の「三船美佳」と、高橋ジョージ・モノも酷かった。
離婚経験をした男を何人か知っているが、その心情は複雑かつ深く傷ついている。
女性も、然り。まず生活の困窮は、それはそれは! ホームレスに近い。事前の
想像との段差と、将来の不安は並大抵でないようだ。まあ「かあちゃん、怖い!」
で、世の常に従い耐えるしかない。男の場合、「タガメ」に一生に亘り、収入と
全エネルギーを吸取られ、汚れ雑巾のようにポイ捨て… 産業廃棄物が、今度は
家庭廃棄物になる。‘かあちゃん、怖い!誰か助けて〜」の悲鳴が全国辻裏うら、
鳴り響いている? とうちゃんに、保険をタップリかけ、塩分と脂肪分過剰の
食事をさせた合法的?何もあるが… 殺意などの心の闇は、決して表面化しない。
登ぼり坂、下り坂、そして「ま坂」が世にはある。 『後妻業の女』の映画が
面白かったが、それより怖いのが『本妻業の女』。真面目腐って面白味のない
亭主なら、殺したくもなる? 大丈夫かいな… 専業主婦は家庭内正社員。
夫は、40年期限付き出稼ぎ労働者。誰も、己を助ける人はいない。だから、独り
遊びの習慣を持てッというの… 独りカラオケが流行るわけだ! 早朝、チャリ
でバイパス下のトンネルで老人が独りで演歌を歌っているのに出くわすが、
その度に、何とも切ない感がする。歌って憂さを晴らせる場があるだけマシか。
連日のぼやきの御静聴と拍手?、本当に有難うございます。
・・・・・・
4997,暴走する世間 −11
2014年11月19日(水)
「暴走する「世間」―世間のオキテを解析する」佐藤 直樹(著)
* 「格差」拡大による「そねみ・ねたみ」の肥大化
建前が平等の社会にあって、格差が拡大すると、自分より上に対する
「そねみ・ねたみ」が拡大する。 逆に下に対して、陰湿な苛めなど差別を
するのが人間の性。それが世間様というもの。その互いに発する毒の共同幻想
で実は本人たちの脳がやられる。問題は自覚できないこと。ーその辺りからー
≪ つまり自分と同じ」だと思っていたお隣さんが、ある日突然ベンツを買った
とすれば、それは自分と「同じ」 ではなくなる。ビミョーな「格差」が
生まれたときに、他人にジト−ッと嫉妬する独特の心理が生まれる。
この日本人特有の嫉妬について、正高信男さんは以下のようにいう。
【 いかに時代が変わろうと、日本人は基本的に非常に嫉妬深い。いじめも、
モンスーン気候の風土と正比例するように、ジメジメしている。だから、
自分よりも注目されている人間に対しては、いくら口先で褒めても、内心は
ムカツク要素を秘めている。昔でいえぽ、胸くそ悪いとでもいうのか。
単に不愉快ではすまない。 いつまでも梅雨が上がらないようなしつこい
陰湿さがある。嫉妬心も消えない。(『他人を許せないサル』)】
・・(略)自分は自分、他人は他人という個人主義ではないから、自分が
他人に比べて損をしていないか、得をしているかがいつも気になって仕方ない。
横並び一直線で暮らしていた時代は成功した者とそうでない者のデコボコの
差がほとんどないから、嫉妬の質も深刻ではなかったかもしれない。 が、
現代のように勝ち組、負け組の区別がはっぎりして、所得格差も以前より
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11月19日(火)
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