ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[387757hit]

■6576,閑話小題 〜つれづれに哲学 ーカタルシス効果
存在し、その数は年々増えている。もし、通り魔殺人や銃乱射事件を起こす
ようなタイプの人間がこの技術を習得したら、いったい何が起きるだろうか。
核戦争や地球温暖化といった、20世紀から危惧されてきたものとは全く別の、
予想外の脅威による人類文明終焉のシナリオを、物理学者が描き出す>
 ー著者・立花の解説が明快である。
≪ 著者は宇宙物理学者。英王立天文台の名誉天文台長をつとめる。
話はすべて、科学的にありうる地球滅亡、文明滅亡の話。小惑星の衝突、
「温室効果」の暴走、といった自然現象の脅威もあれば、核兵器の拡散、
バイオテロ、カルトの先鋭化といった人間の暴走現象もある。自己複製する
機械ができて、人間より優秀になり、ポストヒューマン文明を築いてしまうとか、
生物を栄養源とする自己増殖ナノマシンが生まれて、爆発的に増殖し、
地球上の植物を食いつくしてしまうなどというテクノロジー未来物語もある。
 驚いたのは、最先端の素粒子実験がもたらしかねない世界の終り。
巨大な金や鉛の原子核を光速近くまで加速して衝突させると、原子核が
くだけてグジャグジャになり、小スケールだが、ビッグバン直後の世界を
再現する。すると、ブラックホールができて、周りのすべてを吸いこんで
しまったり、複数のクオークが途方もなく圧縮されて、ストレンジレットと
呼ばれる奇妙な新粒子を作りだしたりする。ストレンジレットは自分が
接触するあらゆる地球上の物質を片端から奇妙な物質に作りかえて
いって、アッというまに地球を直径百Mほどの超高密度天体に変えてしまう
可能性がある。 あるいは、この実験え真空に転移を起こさせ、これまでの
空間を空間ならざるものに変貌させてしまい、これまでの空間がスッポリ
それにのみこまれてしまう可能性がある。このような真空の相転移が宇宙
規模にふくらんでいき、ついには銀河系全体がすっぽり、飲みまれてしまう
ことも考えられる。≫
▼ 小スケールのビックバン直後の世界の再現の可能性には、驚いた。
あるうることである。また、狂信的イスラム教徒達が、自分の体に細菌を
感染させて、世界各地で、いっせいにテロに走ることも十分に考えられる。
現在、問題になっている『イスラム国』。ネット上の教団が、世界中の狂信的
イスラム教徒に、テロを呼びかけている。そのアメリカも、考えてみれば
狂信的キリスト教国。とすると「目には目」の殺しあい、激しくなって当然。

03月18日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る