ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4115, 財政恐慌 ー2
罪の状態に陥る可能性の中で罪あるものとなると。不安とは悪魔的なものが持つ妖しい魅力に堕落できるという「自由のめまい」であり、
それは堕落の深遠を覗き込む時の感覚にたとえられる。サルトルは、これを「めまいが不安であるのは、私が断崖に落ちはしないか
という恐れだけでなく、私みずからが断崖に身を投げはしないかと恐れるかぎりにおいてである」と考えた。ひとは天使や動物と違って、
可能性に対してたえず不安を覚える。それは人間がこころと身体との総合としての精神という特殊のあり方をしているからだ。
つまり人間はその本性上、不安になりざるをえないのだ。 不安の中でおのれの罪を自覚して、はじめて目覚めた精神となる。
その絶望的な不安にかかわらず、なおも自分自身に真剣であり続け、 ひとりの単独者として信仰へと飛躍することによって、
不安から解消され、真に自由になることができる。キルケゴールは不安の心理を分析することを通して、人間のあるべき姿を探求した。
・ハイデッガーは、不安とは現存在として最も根本的な気分であるとした。
彼によると、現存在は世界内存在として理由もなくこの世界に投げ出され、そのつど、何らかの気分に規定されている。
(以下、字数の関係上カット、2011年7月01日)
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2004年07月01日(木)
1185, 異境・秘境ツアーレッスンー4
秘境ツアー先の現地の日本人ガイドを見てみると、多様な人生が垣間みえる。
それぞれの色いろな事情を聞いているとドラマそのもの。
・日本でたまたま、その国の人と知り合って結婚、移り住んでいるケース。
・その国の留学滞在や、連れ添いが仕事で駐在しているケース。
・旅行をしていて気に入り、一度帰ったが忘れられないで、何とか手続きをとって住み着いたケース。
・世界中を数年単位で渡り住むことを、自分の生き方にしている人。 等々さまざまである。
日本人がほとんど行かない現地の人ほど、日本人に会うと、そして日本語が話せることが嬉しいようである。
・最近の変わった人といえば、去年行ったアラスカのマッキンレーの伊藤さんという人だ。
60過ぎの、見た目はエスキモー人そのものであった。若いときにアラスカに渡って、そのまま現地人に同化してしまった。
観光シーズンはガイド、それ以外が猟師をしているという。「アラスカのエスキモーが、たまたま間違えて日本人に生まれたきた」
といっていた。この人の存在は私も本で何回か出てきていたので知っていたが、まさか会えるとは思ってもいなかった。
狼などの猟の話が、リアルで原始的で非常に面白い。30数年前の「3億円強奪事件」の犯人ではないかと先年、
週刊誌に騒がれた人物でもある。 嬉しそうに、その逸話を話していた。
・やはり去年の、アイスランドの若い女性ガイドは、「旅行先のパリで知り合った白人男とたまたま
アイスランドに来て数年滞在している」といっていた。結婚をするかどうかは解らないとか。
今風の若い人は、こうなんだと驚いたが、日本人と思わなければ如何ということはない。
・イスラエルのガイドは、以前にも書いたことがあるが、ヘブライ大学出で神学者くずれの60歳位の人。
癌で何時死ぬかわからないといっていた。 日本にいまさら帰っても、友人もいないし、
現地で死ぬかもしれない寂しさを10日間、切々と話していた。自己証明をしておきたかったのだろう。
日本人はイスラエルに来ることは殆どないという。そのためか、マイクを離さず「自分の過去」をこと細かく
話しまくっていた。「イスラエルの地で、自分が消滅する不安がたまらない」という叫びが心の底から響いていた。
旧約・新約聖書の地を巡りながら、ガイドの心の十字架を背負って生きている姿が印象的であった。
・人間的と思ったのは、ニュージーランドの70歳ぐらいの女性である。若い時にニュージーランドの豊かさに憧れ、移住した。
ところが、その直後から日本が高度成長になり、この国より豊かになってしまった。そのまま日本に住んでいた方がよほど
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07月01日(日)
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