ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3763, ユング ー6
彼は元老院との相談もなしに、改革を推し進めようとした。反対派貴族と改革を歓迎する平民の対立でローマは騒然とした。
兄グラックスは護民官。護民官は神聖な立場のため反対派も手が出せない。そこで反対派が多くの人を雇ってグラックスを襲わせて、
その死体は川に投げ込まれた。この事件が起きたのは前133年であった。 弟ガイウス・グラックスは兄の死の10年後、
同じく護民官になって兄の政策を実現しようとした。このときも暴動が起こり、混乱の中で弟グラックスは自殺してしまった。
(前123)               \(∀\)ココハドコ?  (/∀)/アタシハダアレ?
ーマリウスの軍制改革 ー
 貴族は大土地所有を守ることができたが、ローマ軍の弱体化の問題は残った。これを解決したのがマリウスの軍制改革
(前107)である。ローマの軍の基本は、財産を持ったローマ市民が武器を自前で調達して従軍すること。
それを狙ってグラックス兄弟は農民を作りだそうとしたのだ。マリウスはこの基本をあっさり捨ててしまう。
マリウスは市民を兵士として採用し、武器を与え、給料も払うことにした。その費用は基本的には彼の自費である。
兵士として働ける期間は長いモノではなく、年をとったら引退する。その兵には土地を分けて、自作農民として育てていった。
それで兵士不足は解決して、マリウスはこの新しい軍隊で勝利を続けた。この軍制改革でローマ軍の質が大きく変化した。
それまでの兵士はローマ市民の義務を自覚して、ローマのために戦っていた。ところが、マリウスの兵はローマのためとか、
ローマ市民の義務として、という意識は小さくなる。マリウスの「私兵化」になっていた。この軍事力で、マリウスのローマでの
発言力が増していった。この後、多くがマリウスのやり方を真似ることになる。
私兵を養った将軍同士の内乱が続いてローマは混乱の時代になっていく。グラックス兄弟の改革から100年間を
「内乱の一世紀」とよぶ。前91年から前88年には、イタリアの都市がローマ市民権を求めてローマに反乱を起こす。
これが同盟市戦争である。ローマはローマ市民権をイタリア諸都市に与えることでこの戦争を終わらせた。
前88年から前82年まで、マリウスとスラ将軍の抗争が起こる。マリウスは平民派、スラは閥族派である。
そして、スラは軍隊は入城することが許されなかったローマ市内に乱入した。ローマの元老院は、この二人の将軍の抗争に対して
解決できなかった。この結果、あれだけ強大だった元老院の権威が低下してしまった。       つづく
・・・・・・・・・
2005年07月15日(金)
1564, 「これから5年・地価は半値になる」ー3
 ーマンション編
都心の高層マンションの計画が進んで売れ行きがよい。しかし、今後これも供給過剰になり、クラッシュで不動産不況を
引き起こす可能性が大きい。マンションは売り残って翌年になれば、2割引とかで売らなくてはならない。
もし売れ残りの動きが出はじめたら、これらの土地の値上がりはストップして、値下がりに転じかねない。
2005年までに、品川、港区、中央区、江東区などの湾岸エリアを中心に40棟以上の大規模マンションが建設される。
現実にマンションの値下げ合戦が激しさを増しているという。売れ残りが出ると、その後に売り出されたマンションが
予期せぬ値下げをしなくてはならなくなる。特に、今年のマンションの売り出し数がピークに達するから、間違いなく
ダンピングが激しくなる。このような高層マンションの破綻が、不動産不況の引き金になる可能性がある。
?基盤整備はカンフル剤になりえるか?JRなどの駅、高速道路の入り口、大規模ビル、
複合大型商業施設などがつくられると、目先は周辺の地価は上がる、それは地価下落を抑える一時的なカンフル剤に過ぎない。
少し時間が過ぎれば、他の土地の値動きと同じになる。現在勝ち組みといっても、未来が約束されているとは決していえない。
ー西武鉄道グループの問題も地価下落要因にこのグループの本格的なリストラもこれから始まる。レジャー施設も150あって、

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07月15日(金)
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