ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3643, 大地震 ―小題二題  ー6
何の起承転結など制約せずに書く。 だいたい30分位である。著者は、十年間これを続けているという。
この随想日記に似ているが。
 ーまずは「モーニング・ページとは何か」を、私の主観で集約して書いてみるー
モーニング・ページとは朝起きて書くノート3P分の日記のことをいう。
創造性を開発するためのツールである。寝起きの潜在意識がむき出しの脳で、ノートを3P埋める。
テーマなどなしに思いついたことを「排水」のように、とにかく書き続ける。作文とさえいえない代物でよい。
   (字数の関係で中略ー2008年3月17日)             
・・・・・・・
 2005年03月17日(木)
1444, 孤独について−5
 孤独は心の問題をそのものをズバリ語っている。絶望の果てに突詰められる心の状態は、人生で何度もある。
 孤独は絶望感の果てに到達するケースが多い。
 「孤独であるためのレッスン」ー諸富 祥彦 (著)の本の内容で考えさせられる部分を書き出し、更に考えてみる。
・「ひとり」と「孤独」についてムスターカスによると、彼の孤独について考えを語るうちに、様々な反論を受けました。
 孤独というものは、人間関係の失敗であり、挫折の印に他ならない、と言われ続けてきたのです。
 彼によると、孤独の真の意味を理解できない人の多くは、
・ひとりでいる体験と、
・深い孤独との区別ができない ゆえに誤解を生じているのです。両者の区別について、いずれも大切なものだと断りながら、
 次のように言っている。「孤独とは対照的に、ひとりの時には、私達は意識的なコントロールを働かせて、意図し、考え、
 決断している。ひとりでいると、私達は必要な休息を得られる。一方、孤独でいると、私達はギリギリの状態に追い込まれる。
 ひとりの時は、私達の体験に、展開と継続性がもたされる。一方、孤独の時は、全体的、革新的な変化を私達に
 もたらしてくれる。 ひとりの時は人の中に帰っていく。孤独な時は自分に帰っていく道を開いてくれる。」
 また、別の箇所では、「ひとりとは、たいてい過去や未来にまたがった中間的な状態であるが、孤独とは、常に生命に直接、
 今、ここでかかわっている状態である。ひとりとは、自分に没入していることである。
 孤独とは、自分とともにありながら、さらにそれを越えて、新しい自己を創造しようと激しく一瞬に生きることである。」
 と説明を加えている。ムスガーカスのいう孤独な時とは、「人生の一大転機点の時であり、孤独に浸っている時、人は、
 もっとこの激しさが続けばよいと願ったり、永久に離れたくないと思ったり、あるいは、底なしの絶望感に捕らえられたり、
 信頼が裏切られたり、さんざんに打ち砕かれてしまうことがある。このような強烈な驚きに震え、
 深いショックに身を砕かれた時に『私はひとりだ』と言っても、その体験を伝えるには不十分である。
 それでは孤独の肯定的部分も否定的部分も伝えられない。
 一方、『私は孤独だ』と言うと、独特のニュアンスが付け加えられ、引き裂かれた状態が示される。」
過去と未来を断ち切り、新たな自分に生まれ変わりを余儀なくする、有無を言わせぬ一瞬の体験を意味するのです。
次に、ムスターカスは「孤独に対する不安」と「実存的な不安」を区別します。「孤独に対する不安」はー生と死の重要な問題に
直面するのを避けるために、絶えず他人とかかわりを求めて、忙しく立ち働いて、本質的な孤独を打ち消そうと防衛から生まれる。
一方、「実存的な孤独」とは、ー人間の本質に目ざめていることの証であり、生の動乱や悲劇、変転に直面していく際に
育まれるものである。この世に生まれて、激しく生き、ひとり死んでいくことの本質にある孤独が実存的な孤独である」さみしさは、
しばしば、人と人とのつながりが拒否されたり、離れ離れになることによって体験されているものである。
一方、孤独とは、自然の静けさの中で無言で木や雲や波に語りかけたり、静かに詩をひとり読んでみたり、音楽に聴き入ったり、
芸術作品をひもといていたときに去来する。孤独になる勇気を持つこと。 孤独を楽しむ能力を持つこと。

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03月17日(木)
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