ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3361, すでに世界は恐慌に突入した ー2
増大を指摘しているが、この書では、9月以降ドル暴落の見込みが高まっていることを指摘し、現在デフレのど真ん中にあり
地方から疲弊した日本経済もより深刻な状態が予想されると一歩踏み込んだ言い方をしている。
これからの日本では、個人個人が自己防衛しなければならない。双子の赤字が限界に達し、ブッシュの大減税により無理やり
上昇させたアメリカ経済は9月以降必ず失速し、ドルの暴落を呼び、アメリカ経済は縮小していくだろうとしている。
グローバル市場を管理することは不可能であり市場の実勢に任せざるを得ない。日本経済がデフレから脱出するためには、
実質を伴った財政出動と、適切な規制緩和が必要であり、適切な規制緩和は新しい市場を作り出す。
・今の日本の僅かな株高は、アメリカの演出したもの? あと半年で終了ー大統領選挙までアメリカの景気は幽霊景気であり、
ドル安、株安、国債安というカタチで崩れていく。 まもなくアメリカ経済の大規模な減税効果は剥げ落ちる
・日本の地方の空洞化は一段と激しさを増す 地方経済はますます土砂降りがつづく
・深刻なデフレ経済はますます激しくなる
・いまの地価の下げ止まりは一部の地区でしかない
・デフレもリストラも激しさを増す人員や設備の過剰感は消えていない
・ドル安基調が本格的になるだろう円が80円をこえる場面もありうる
・国債の発行が続いていくと、株価の暴落をまねく株価は7000円割れも考えられる
・地域金融のショックがアチコチで生じて、中央に逆流の可能性あり
ー感想
経済ファッショの足音が聞こえてきたといってよい。
なし崩し的に国民の金融資産を「収奪」「劣化」させようとする政策に切り替えてきているようだ。
国民一人一人が自己防衛をしなくてはならない時代に入ってきたようだ。
「職業を持っていること自体がステータスになる時代になる」というが、そこまで本当にいくのか。
景気悲観論者でバブル期から景気の先行きに警告を発してきたが、流れとしてみていて彼のいっていることは間違いない。
徳川幕府から明治政府への転換期、第二次大戦の終戦時期、と比べて今回の方がはるかに大きい転換期であると考えれば、
彼がここで述べていることはけっして誇張ではない。情報化と、それと伴う経済現象としてのデフレのインパクトは
社会の根本を変えようとしている。情報格差による弱肉強食はますます激しい時代になってきている。
面白いといえば面白いが、大部分の弱者にとっては厳しい時代だろう。
現に、政府系金融機関がかりに融資しても、その資金が大手銀行への債務の支払いへと
還流する仕組みが出来上がっている。大手銀行にしてみても、地価が下がっている以上、
‘貸し剥がし'をせざるを得ない。そうしないと不良債権になりかねない構図になっている。
地方経済は目詰まりを起こし、壊死をしているのが現状だ。 これがデフレの恐ろしいところである。
・・・・・・・
2003年06月08日(日)
795, 至高体験ー読書日記 -1
数年前に買って読んだが、人に貸したまま帰ってこない本である。当時コリン・ウイルソンの文章の巧さもあって、
その面白さに夢中になって読んだ。インターネットで調べた内容を後でコピーしておくが、至高体験の内容に対して詳細に
情報が載っている。私の知人で精神症の人が、鬱の治療薬を飲んで一回だけ歓喜の体験談を話始めた。
「それは至高体験といい、薬物を使わなくとも経験できる。またその体質を持った人にはたびたびおこる現象」
と説明したところ、その人は怒り出した。「絶対に度々経験ができるはずがない!」と。
「じゃあ長島茂雄はどうなんだ。あの人は過去に他人の体験できない歓喜を数百倍経験しているだろう」といったら、
本人は納得をした。その直前に巨人が10・6?の劇的逆転優勝をしていたからだ。
この本は19世紀から現在までの精神分析の流れが書いてある。
フロイトやユングなどはマイナスの精神病の患者からの切り口で精神分析をしてきた。
これに対してマズローが精神分析を健康人に対して、自己実現などの視点で前向きにとらえた。
多くの普通人が「至高体験」を経験していることに注目をした。
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06月08日(火)
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