ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2855, ある喩え話 -自由と平等 どっち
小さな押入れの中には当時のものが、そのままあった。布団に、電気炬燵、実家から送ってきていたコメ、
柿の種などなど、忘れ去っていたものが、記憶としてハッキリしたイメージになっていた。記憶とは凄いものだ。
但し部屋の中は全くの空であった。押入れの中のものを全て出して、その処分に困っているところで目が覚めた。
夢まで、35年前にタイムスリップをしてしまった。他人の夢の話ほどつまらないものはないというからこの辺で止めておくがー
以上であるが、自分の心の奥の階段を掘り下げるとはどういうことかを、解剖してみる。
現在毎日35年前の日記を書いているから、この夢をみたのだ。おまけに、その前日「眠りについてお話」
を書いたことも重なっている。そして前日眠れない時間を2時間も過ごしたから、神経が鋭敏になっていた。
更に、その日記の内容が益々刺激の深い内容が続いていることもある。
ー我流であるが、夢の把握と解剖をしてみる
・「35年前の部屋に、現在の自分が訪れている設定の場面」の夢であった
・部屋が空室で綺麗であった
・冷静に部屋の中と外の庭と大家の住んでいる母屋を見ていた
・その部屋の押入れの中の当時のものを、時代を超えて記憶としてリアルにみていた
それを一つずつ押入れの中から出して、冷静に見ていた
・それを処分しようとしているが如何にもならないで困っている
押入れは、22歳の日記そのものである。押入れの中のものは、毎日の日記の内容であり、当時の出来事である。
処分しようとするが、処分できないのが過去そのものである。冷静の目は、当時をみている自分の視線である。
以上であるが、単純といえば単純な自分がいる。箱の中は見なかったが食べ物が封印されて腐っているようなものもあった。
何か深い意味が含まれているのか、ただ久々に開けた押入れの中の食料が腐っていただけなのか、それは自分の「良心」
の判断になる。夢は潜在意識の入り口である。記憶には、人間の、猿の、哺乳類の、動物の、生物の、
長い記憶が刻み込まれている。それからみれば、35年前と35日前の記憶もさして変わりはない。
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2003年01月28日(火)
664,「日本経済の破断界」
十数年前から日本経済の破滅を言い切ってきた元三菱総研専務ー高橋乗宣の本のタイトル。
去年の秋に新潟の紀伊国屋で買おうかどうか迷って買わなかった本を図書館で先日借りてきた。
ー要約を書くとー
・日本経済が凋落した原因を、「ニクソン・ショック」としている。
今になって世界機軸通貨のドルが暴落して騒いでいるが、ニクソン・ショックの時点で終わっていた。
・アメリカがIMF体制をつくった当初、世界の金保有量の66lを保有していた。
アメリカは35ドル1トロイオンスの金の交換ルートでIMF体制をつくった。
その体制の前にどこの国もドルを欲しがった。それを利用してドルをばら撒いた。
ドルをばら撒く事がプラスに働いた。ドルが機軸である限り必ずアメリカへ戻ってきた。
・ところがドルを手にしてもアメリカ製品を必ずしも買わなくなった。
日本やドイツが製品をより良く安く売り出したためだ。それが日本やドイツを中心に溜まりだした。
それと同時にベトナム戦争でつかったドルが更にヨーロッパやアジアに流れていった。
それが外国に山のように溜まり、アメリカの公的準備金が激減しだした。ヨーロッパやアジアの国は
金を持ちたがる 傾向にある。アメリカの金が減りだし、発行した金の交換量をはるかに超えてしまった。
それがドル危機である。たび重なるドル危機で1971年に金とドルの交換を停止する宣言をする。これの意味が深い。
・資本主義は、金を通貨の基準でなり立っている。その瞬間、ヨーロッパ諸国は固定的な為替関係を放棄した。
しかし日本だけは一週間にわたり、一ドル360円のレートを守ろうとした。大失態だった。
すぐに固定相場を放棄せざるを得なかった。ヨーロッパとくにイギリスのサッチャーはロンドンのシティーを開放し、
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01月28日(水)
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