ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2821, ドバイは今 −A
短く入れることである。 偽の国際電話であることはいうまでもない。女達はこの電話を頭から信じていたのだ。
小道具としては、洋書が二冊と外国のマガジン一冊で十分だといっていた。
海外に出たこともないのに、海外の情報に精通していて、彼女たちに外国の街の模様をさりげなく寝物語にしてやるだけで、
久しぶりに帰ってきた彼を暖かく迎え入れていた。パリ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリン、フレンツェ、サンフランシスコ、
サンパウロ・・・といった地名が女性たちを操るのはかれは十分に熟知していた。
女性から見れば、自分の部屋にいる以外は外国暮らしをしていると思えば安心することを知り尽くしていたのだ。
このAには一つの隠し玉があった。それは女性の部屋を立ち去る時に、必ず女性の宝物「宝石、指輪の類)を
一個失敬していくのである。大した額のものではない。この持ち出した品物は次の女性のプレゼントをするのだ。
B子の物はC子へ、C子の物はD子に、とリレーされていくのだ。 香水の場合や、ベルトの時もある。
このさりげないプレゼントで彼女たちは十分に満足が与えられるという。
一種の天才色事師といえる。これほど効率的なプレゼントはない。
このAは現在何をしているかというと、創作に励んでいるいるのである。作家を目指しているようだ。・・・・
ーーー
以上だが、この女性版が飲み屋やクラブのママさんである。多くの鼻の下の長い男や、若い男を、そして旦那を操るのである。
クラブ・スナックの世界は、間接的な仮設自由恋愛の世界である。自分と手伝いと称したアルバイトのスタッフの女性を、
使い分けて自由恋愛世界を演出して一夜を遊ばせる世界である。
売春するわけでないし、ただ話をして、歌を歌い、踊るだけの世界である。
世界広しといえども、日本だけのシステムである。 その中では、ホステスやママは数人の男と??、
先ほどのヒモのような綱渡りをしているケースも聞くが。 大分は真面目なケースが多いが?
次はイロの方である。
− つづく
・・・・・・・・
2003年12月25日(木)
995, クリスマス−2
昨日は学生時代のクリスマスイブの日を書き写したが、
その[一年後のクリスマスの日]を記憶の中から引き出してみる。
ジャスコオカダヤに入社して四日市本店に勤務、そこから合併先のジャスコフタギの「神戸垂水店」に転勤になり、
半年経っていた。会社は幹部候補生を即戦力にする為に、店と売り場の高速配転をしていた。
2ヶ月もして慣れると、即配転である。四日市、神戸、桑名等。
5番目の売り場では、関西では初めての靴部門の立ち上げの責任者に取立てられていた。
それにしても、あまりにも過酷であった。当時のスーパーは、まだ得体の知れない新参の危うい小売屋でしかなかった。
濁流に放り込まれて、毎日が濁り水の中を溺れながら押し流されている日々だった。
現在考えても、よくぞあの濁流に飛び込んだものだと思う。それだけ当時の流通は暗黒の世界であった。いや今もそうだが。
話はそれたが、クリスマスは食堂でささやかなクリスマスパーテーをやったような記憶があるが、確かかどうかはハッキリしてない。
その後に会社仲間と寿司屋で酒を飲んでいたような記憶があるが、これも如何であろうか。女性とは一緒ではなかったようだ。
そうなら何処かで記憶が残っているだろう。クリスマスなどと浮世のことなど考えられない状態であった。
それにしても、あまりに異常の世界であった。 合併というのは、信じられないほど現場の摩擦がある。
その先兵は如何立場かという知識は全く無かった。 先ほど書いたように、流通業は当時は濁流そのものであった。
信じられないような光景が色いろあった。
ところで、その年の年越しを思い出した。 宿直で、年越しを床屋で髪を刈っていた。
当時の関西は、年越しは床屋が深夜まで営業をしていた。それまでの年越しは全て実家で両親と供に年を越していた。
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12月25日(木)
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