ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[396054hit]

■2777, 仮説思考 −4
ブザンのマインドマップに関しては、「頭の良くなる本」「自分が天才に思える本」「人生に奇跡を起こすノート術」
などを読んでいた。特に初めて「人生に奇跡を起こすノート術」を読んだ時は大きな衝撃を受けた。
その前に、「インスピレーション」というソフトを買って使っていたにかかわらず。
これをノートに切り替えるという、着想がわかなかっただけのことだが。しかし、絵入り、手書きという部分が違っていたが。

学生時代の頭のよい人は何らかの形で、こういうノウハウを身につけていただけ。
知らないのは、私たち凡人の95lだけということか。今からでも遅くはない是非一読をすることを勧めます。
これに近いノウハウとして、民俗学の川喜多二郎がフィールドから得た資料を元に新しい発想をえる方法論を書いた
「発想法」である。色いろな資料のキーワードを小さな紙に書き、その似たものをそれぞれの島に
分けていく方法論である。しかし、放射状に発展させていくところは一緒だが、情報をシールに書き込み、
貼り付けるところや、カラーペンや絵をふんだんに書き入れるところが違う。
ブザンは天才のノートをヒントにノートの取り方を根底から変えてしまった。
この書によると現在では、この人のマッピングのシリーズが1000万冊以上売れ、
2億5千万人以上が学んでおり、韓国ではマッピングが義務教育に取り入れられている。

またロンドンの貧しい地区に住む少年の話が良い。
ー彼は教師から無能と評されていた、また彼も自分自身をそう思っていた。
著者のブサンが、彼に「しあわせ」マインドマップの練習をやってもらった。
彼が選んだ10個の言葉のどれでもいいから、さらに思いつく言葉を書いてみるように言った。
少年は、しばらく考えた後、二つの言葉を書いた。 そして目を光らせていった。
「これをまだ続けてよいの」「もちろん」と答えた。少年は、まるで海に入るようにこわごわと言葉を書き足していったが、
突然、言葉と連想のうねりに襲われたようだった。そして、嬉しそうに熱心にページを埋めながら「僕は頭が良いんだ」と叫んでいた。
その通りである、かれに足りなかったのは教育だったのだ。
ーー
私が今まで信じてきたノートの取り方を根底から否定している。 アナログからデジタルへの変更に近い。
この本は以前読んだ本より、さらに読みやすく、かつ詳細の内容である。
「実践するということは、行動マッピングである」ということに気づいた。
    中央は目標・志である。
                   ーつづく
・・・・・・・
2004年11月11日(木)
1318, ベスト・エッセイ集ー2

 橋本元首相が、数年前に大手術をしたことは、ニュースで知っていた。
この本の中に、その時の生々しい心情や、具体的な日々が書いてあった。
何かキザな鼻持ちのならない男と見ていた存在が、急に身近な一人の人間に思えてくるから不思議である。
またTV「お宝鑑定団」に出ている中島誠之助のエッセイもあった。
普段あまり知ることのできない骨董品の世界を覗き見ることが出来た。
骨董の世界は本物、偽者が混合している世界。本物の中でも、価値が大きくわかれている深い世界である。
 ー中島のエッセイの印象に残ったところを抜粋してみる。「骨董の世界では、初めから人をだますために作られたものを、
偽者にもおよばない最下級におき、『嫌物(いやぶつ)』と呼んで下げすんでいる。
嫌物は、それをこしらえた人化身であるために、そのもの自体に罪がある。
それに対して偽者は、その人が作りあげたもので、品物自体に罪はないといえる」
著名の作家の書く文章は、何気ない日常の描写が鋭く、しかし、それを思わせないタッチがプロの凄みである。
一流の人は何気ないことでも、その文のタッチで改めて対象を見つめさせてくれる。それが一流の一流たる所以である。
一流の役者が端役を演じると、その役そのものが端役でなくなってしまうから不思議である。何事も魂を込めるからである。
このエッセイ集に選ばれることが、著名なもの書きや、政治家や、エッセイストの大きな名誉となっているという。

[5]続きを読む

11月11日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る