ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2278, あと半年の命!と告げられた人の言葉 −2
「真の実在は盲目的な生存意志であるとし、個々の人間の中に意志として現れ、
盲目的意志の衝突が相継ぐ結果、苦痛に満ちた人生を送らざるを得ないという厭世哲学」
を主張した。
この苦痛から解脱する道は、
・芸術活動に専心して個体の意志を克服するか、
・個体はすべて同一の形而上学的本質をもつ意志であると自覚し、
他人の苦痛への同情を根拠として倫理的に解脱するか、のどちらかであると論じた。
絶え間ない望みと恐怖を伴う欲望の渦に身をゆだねるかぎり、
永遠の幸福と平和は手に入らない、と説いた。
カントは、物自体の世界にやどる意志の働きによって、人間の体は
「自由」な運動をすることができると主張した。
それに対して、ショーペンハウエルは、それは不可能でとして、
意志の働きとそれに関する体の働きは、本当は同じ一つの出来事が二つの側面から
とれえられているいるだけと考えた。
一つは内側から経験されているもの、もう一つは外から経験されているものだ。
このことを、彼は
「動機とは内側から経験される原因である」という有名な言葉でいいあらわしている。
人の倫理観の源になっているのは「同情心」であってカントが信じている理性ではない
と論じた。彼によればこの同情心こそ愛と倫理が生まれてくる基盤と考えた。
彼まで、西洋では東洋哲学は全く知られてなかった。
その東洋哲学はこの時期に西洋哲学と同じ結論に達していたのだ。
これを知った彼は、この発見を書にあらわした。
ショーペンハウエルは、人間が閉じ込められているこの世界の地下牢からのつかの間の
解放される方法を一つだけ示している。それが芸術であった。
人は絵、劇、彫刻、とくに音楽を聴いているとき、一生逃れることができない欲望から
自分を解き放つことができるといった。
その瞬間、経験世界の外にある、異なる次元の存在に触れることができると。
学生時代にショーウペンハウエルを知った時に何ともいえない神秘的なイメージを
持った記憶が生々しい。
ワーグナーやフロイトやトルストイの人生の大きな影響を与えた哲学者として読んで
おきたい人という想いがあった。
多くの偉大な芸術家や作家の若き日の人生の転機のきっかけをつくったのだ。
その36年後の今になって再会した神秘的な哲学者、というのが正直な気持ちである。
そのショーペンハウエルを深く知るためには、カントをいま一度読みなおす必要がある。
彼の後に登場した哲学者のニーチェも、彼の本を読んで哲学者になる決意をしたというから、
よほどの文章力があったのだろう。
彼が幅広い分野にわたって影響があった理由として「人のおかれた状況を見通す、
たぐいまれなる洞察力と文章家としての才能を合わせ持っていた」 からだ。
・・・・・・・
2003年06月29日(日)
816、『80対20の法則』ー読書日記
リチャード・コッチ著 仁平和夫訳
ー私の解説ー
数年前になるが、この本を読んだ時はショックであった。
約100年前のイタリアの経済学者パレートは、19世紀のイギリスにおける所得と資産の分布を
調査した結果、所得と資産が一部の人達に集中していることを発見し、
2つの奇妙な事実に気が付いた。
「わずか20%の人達に資産総額の80%が集中していた」という数理的事実を発見した。
以前からABC 分析や戦略論などがあったが、この本は非常にわかり易い内容であった。
この法則を知っているかどうかで、数倍も人生を濃く生きる事が可能になる。
7つの法則ー最優先事項ーに、要約すると似ているところがある。
人は無意識的に「如何でもよい方の80」を選択しているように思えて仕方がない。
どの要因の20%が結果の80%を決定するのかを、つねに自分に問いかけてみる習慣を
つけるかだが。
ー 以下は幾つかのホームページから抜粋したものである。
■この本の内容
・80対20の法則とは、たとえば、あなたが成し遂げる仕事の80%は、費やした時間
の20%から生まれる。
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06月29日(金)
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