ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2116, 品格について −1
ワープロ、電卓、辞書、写真現像機能、名簿、TV、CD、世界中の
情報を検索できる図書館、情報発信機能ーホームペイジ機能、印刷機、
手帳、ポストイット、ゲームなどあげれば数かぎりない。
万能機械といってよいほど機能が入っている。
10年前の数億円相等のコンピューターの能力が入っている。
これが10万そこそこで買えるのだ。
これを使うかどうかが、仕事だけでなく人生にかかってくるといってよい。
やっとその数百分の一を知っただけだ。これを使って何をすればよいか、
徹底的に考えられるかどうかが,これからの鍵になる。
この一年でやっと人並みに近づいた。
この一年で全く違う世界に一歩足を踏み入れた。
ブラインドタッチを少し出来掛けてきた。
やっと門に入り、その通路を歩き出した感覚だ。
メールも抵抗なくできるようになった。
飛躍的に自分が変化しているのが解る。
デジタルカメラの写真もあまり抵抗なく、やっとホームページに貼れるよう
になった。それでも圧縮を抵抗なくする為に時間がかかる。
本も抵抗なくWeb上で買えるようになったのも最近だ。
・・・・・・・・
1月18日 1969年
9時半目覚める。
二日酔いもよいところだ。
やっと起きて、横浜さんのところを出る。
直接学校へ行く。
田島と学食でばったり出会う。
昨日はゼミに出てこなかった。
彼が言うには卒論を出せなかったということで、ゼミを辞めたと言う。
二日酔いもあってか、怒りが出る。
卑怯だと彼を責めたてる。
また反省をしてしまったが、私がいう問題ではなく彼自身の問題である。
でも寂しいのは事実である。今まで一緒にやってきたのに!
あと一歩のところで何をしているのかと思うのは当然だろう。
一番人間として信じていたのに。
時々ハッとする言葉を投げかけていたのに。
最後は挫折なのか。
そういう姿も羨ましいところもある。
見習うべきなのかもしれない、満足のいかない中途半端な卒論を出すより
ズット良いかもしれない。
その後、産関論の欠席届を出して、川崎と待ちあわせで来るのを待っていると
クラブの高杉と出会う。
高杉とも、如何いうわけか気が合う。
留年などして苦労しているからだろう。
30分ほど今後の進路のことなど話をする。
その後、川崎と喫茶店に行き話をする。
彼は彼のペースで相変わらずいる。
彼は自分の思ったとおりに生きているのが特徴である。
本当にこの学校に入って良かったと思う。
人間性が豊かの人が多いのだ。
寮に帰り、またTVで東大の安田講堂の立て篭もりの攻防を
放映していた。彼等の行動は現実には全く理解できるものではない、
といって、あそこまで駆り立てる何かがあるはずである。
彼らが見ている社会矛盾をもっと見るべきであるが。
その矛盾の中にこれから入っていくのだ。
01月18日(木)
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