ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1991, 仲人・高橋与三八氏を偲ぶ
経験するのがいい」というのが一つのテーマにもなっている。
「物事は全面的に良いものではなく,良い面と悪い面があるものだ」と捉え,
「一元論」を否定し,「二元論」を提唱しています。

 一般に良いこととされる言葉--たとえば「個性重視」,「効率化」,
「景気回復」「人間性」なども,両面から捉て論じている。

「個性重視」... 個性というが、個性は簡単には捉えることができない
「効率化」..... 人員削減された人を如何考えるか
「景気回復」... 回復の場面で無いのに、無理をしているのでは
「人間性」..... 人間性は、価値観の一つでしかない

「いくら話してもわかってもらえない」
「想いがどうしても伝わらない」
 誰もが味わう苛立ち、不快感。それを解くキーワードは「バカの壁」である。
「'話せばわかる'なんて大嘘だ」と思ったことは誰にでもある。
「バカの壁」こそが、コミュニケーションの断絶を解くキーワードと断じている。
この壁についてわかると、周辺の話が通じない人の思考が理解できる。
大人と子供、上司と部下、さらにアメリカとイラクとでなぜ話が通じないのかもわかってくる。
誰もがぶつかる人生の問題について、「こんなふうに考えてみては」
と様々な視点を提示したエッセイである。

ー気になった文を抜粋しておきますー

・私はいつも脳について話すんです。
「あんたが100l、正しいと思っていたって、寝ている間の自分の意見が
入っていないだろう。3分の1は違うかもしれない。67lだよ。
あんたが言っていることの100l正しいと思っているでしょう。
間違えることを考えに入れれば、自分が100l正しいと思っていたって
50lは間違っている」ということです。
バカの壁というのは、ある種一元論に起因するという面があるわけです。
バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。
向こう側が存在していることすらわかってなかったりする。

・安易に「わかる」、「話せばわかる」、「絶対の真理がある」などと
思ってしまう姿勢、そこから一元論に落ちていくのは、すぐです。
一元論にはまれば、強固な壁の中に住むことになります。
それは一見、楽なことです。しかし向こう側のこと、自分と違う立場のこと
は。見えなくなる。とうぜん話は通じなくなるのです。

・・・・・・・・・・・・
『バカの壁』
著者 養老孟司
出版社: 新潮社
(2003/04/10)
☆☆☆☆★

 ー著者からの内容紹介ー
「いくら話してもわかってもらえない」「想いがどうしても伝わらない」
誰もが味わう苛立ち、不快感。それを解くキーワードは「バカの壁」だった!
「'話せばわかる'なんて大嘘だ」と思ったことは誰にでもあるはず。
「バカの壁」こそが、コミュニケーションの断絶を解くキーワードだ。
この壁についてわかると、身の回りの話が通じない人の思考がわかる。
大人と子供、上司と部下、さらにアメリカとイラクとでなぜ話が通じない
のかもわかってくる。誰もがぶつかる人生の問題について、
「こんなふうに考えてみては」と様々な視点を提示したエッセイ。

ー内容
イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに
話が通じないのか。そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。
いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。
それを知ることで気が楽になる。世界の見方が分かってくる。
人生でぶつかる諸問題について、「共同体」「無意識」「身体」「個性」「脳」
など、多様な角度から考えるためのヒントを提示する。

ー目次
第1章 「バカの壁」とは何か
第2章 脳の中の係数
第3章 「個性を伸ばせ」という欺瞞
第4章 万物流転、情報不変
第5章 無意識・身体・共同体
第6章 バカの脳
第7章 教育の怪しさ
第8章 一元論を超えて

・・・・・・・・・・・・

2002年09月15日(日)
520, 宇宙について -

宇宙についての知識がこの10~20年で、飛躍的に観測等で伸びた。

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09月15日(金)
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