ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7970、閑話小題〜大相撲が面白い… (2)
私: そうだよ翌年のゴールデンウィーク時に、ヘルパーとして手伝いに
行っていた軽井沢の『友愛山荘』で、他のヘルパーに感化されて…
欧州一周旅行。それで小さい、固い殻が木っ端微塵に叩きこわれ、新たな
真我が顔を出すことになるんだ。
20歳の私: そこで、人生が変わりそうだね。
私: 今考えると、あれが良かったか、悪かったか? それでも、以来、
51回も、地球を広く深く見て歩けるんだよ。そりゃ面白いことは確約する。
大変だとしても、これは絶対に良いよ。デズニィのキャラクターのように、
今は頭でっかちで良いんだ。とにかく、毎日をフル回転すべきだよ。
私は、当時のアナタに感謝しているんだよ。
「キリスト教倫理」の教授が、夏休みの宿題に、「生涯展望の見取り図」
を、一夏かけて必死に書いたよね。
それに対し、教授が丁寧な返事がきたよね。 あれが良かった。
20歳の私: 軽井沢の山荘で、早朝、近くの「離れ山」を散策しながら、
必死に考えたさ。毎日が若い女性の旅人たちと歌い踊ってね。
今が人生の春ど思っていたが、もっともっと面白いことが連なり待って
いるなんて。 ところで、激変の中で、生きてきた実感は?
私: 当時、『全機』という禅語に出会ったね。あの言葉を貫いてきたのが
ポイントだったようだ。 正法限蔵全機の巻に、「それそのものが何もの
とも相対せずに存在していることを全機という。」と。「人が持つ全ての
機能を現し、発揮する」事をよしとする意。 これだったんだよ。
20歳の私: かなりズッシときたが、成るほど。
私: でも、こうして話せるのは、この年齢まで生きているからさ。
「純真な心の芯が魂」ということさ。 最後の最後は、そこだよ。
20歳の私: 行蔵を覗くと、そうでもないようですが… 何か偽悪と、
露悪を楽しんでいたような。こんな筈ではなかったんじゃないですか。
何か、勝手に自分を卑小化していませんか。
私: いや、こんなものさ。
20歳の私: 面白いから、また呼び戻して下さい。
―
▼ あたかも、別の存在に憑依され支配されている自動書記のような感覚の時間
が過ぎていたような。対話は、あたかも「己の人生の使用前と、使用後の内面
の自己対話のような。インナーチルドの青年期の私との対話とも。
煉獄内の独り言?
・・・・・・
1月15日 1969年
今日は学生時代最後の誕生日だ。
毎年この日にNHK「青年の主張」を必ず見ることにしている。
このよう見るのは最後だろう。
内容と評価を、メモをしながらみた。
・北海道代表の武田(女)さんの主張
あまりハッキリした意志が感じられないー65点
・東北代表の清水さん
働きながら夜間にいっている。自分をしっかり把握して真正面から
自分を見つめられる人間になりたい −70点
・四国代表の中西さん(女)ー実習教官
自分を温かく包んでくれる深い何かに感謝−80点
・東海代表の須田さん(女)
女である自分の農業の立場 75点
・東京代表の守屋さん
青春の喜びー無限と思われる未来の夢に対する生き方
若さの代名詞は可能性 75点
・沖縄代表の宮城さん(女)
沖縄県民の心情ー85点
・近畿 林さん 精薄施設の女指導員
園児の美しい心の素晴らしさについてー75点
・関東代表の関谷さん
自分1人で生きていく心構え 70点
・九州 河嶋(女)
生活の為働かなくてはならない姉妹について
老人対策など 90点
・中国代表の吉原さん
非行少年の観察員の主張
心が病んでいる少年達ー80点
〜以上が私のつけた評価の点数である。
現実にドップリ使っているのだから、仕方がないがもっと
広い視野で自分を見下ろす目が必要ではないか。
可能性の追求をもっと見つめることが大事ではなかろうか。
この目で自分を見つめ直すと、どうであろうか。
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01月15日(日)
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