ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7841,閑話小題 ー国葬問題で、自民党が惨敗に

 近代の合理主義的な思想とは異なる、もっと大きく根源的で不定形な神性
すら感じられるもの。それらについて思索者達の言葉が引用されながら、読者
を深い大きなものへと誘っていきます。「魂」の概念は漠然としていますし、
扱われる内容も難しくはありますが、読み終えた後は漠然とした大きなものを
感じ取ることができると思います。≫
 ――
▼  ―魂を実体化するカルヴァン(p38)―
《『プシコパニキア』の中でカルヴァンは、人間の魂について、それまでの
キリスト教の不確かな見方を正して、はっきりした実体を与えようとする。
<他の者たちは魂の実体とは認めるものの、生命力といったものにすぎず、
 動脈や肺の生き吹きによって動かされていると。そして魂は、肉体なしで、
 生きられないため、人間が全面的に甦るまで、肉体と共に死んでいる、という。
 だが、私たちは、魂が一つの実体であり、肉体が死んだあとも感覚と知性を
 しっかり具えて生きていると主張する」(「プシコパニキア」) …
  … かってユダヤ教徒やキリスト教徒がアニミズムの霊魂感から神の魂を、
 人間の知性、感性に基づいて実体に立ち上げたように、彼はいま、人間の魂を
 人間に照らして明瞭な実体に、形ある生命体に、仕上げようとしている。
 しかし、それもゴッホの教会のように、そのような人間の作為も滅んでいく。
 ユーゴの言葉を借りるなら、様ざまな宗教は過ぎ去っていくが、神は在り
 つづけていく。その神とは、人間界と自然界に見られる生と死のとめどない、
 反復で、強いて言えば、そのような反復をもたらす生命力でしょうか。》

ということ。私たちの個々は死んでも、神様は生き続けていくということ。

・・・・・・
6017,ルネッサンス
2017年09月04日(月)
   * 近代の始まりは、「ルネッサンス」から
 14〜16世紀は中世と近代の境目で、哲学ではデカルト、芸術ではダヴィンチ、
ミケランジェロなどが活躍。テーマの「ルネサンス」は、中世の微睡みを打破
する「文芸復興」を目指す運動をいう。
  〜ネット辞書によると〜
≪ 14〜16世紀のヨーロッパ社会の転換期に起った革新的な文化運動。
renaissanceは「再生」を意味するフランス語だが,「文芸復興」と訳される
ことが多い。ギリシア,ローマの古代文化を理想とし,それを復興させつつ
新しい文化を生み出そうとする運動で,思想,文学,美術,建築など多方面に
わたった。まずイタリアで始ったが,それにはいくつかの条件が働いていた。
ひとつには北イタリア諸都市の経済的繁栄があったこと,またこれら諸都市が
古代のギリシア,ローマと同じように都市国家の構造をもっていたこと,
さらに地理的に古代文化の伝統を伝えるビザンチンやイスラム世界に近接して
接触が多かったことなどである。ここでは市民の現実的世俗的感覚がキリストや
聖者をも人間化する志向を生み出し,ギリシア,ローマの古典やその美術的様式
が尊重され,独特の市民文化が育っていった。この市民文化は特に都市の支配層
である富裕な上層市民の要求に支えられ,ヒューマニズム (人文主義) の立場が
貫かれていた。しかし諸都市のコムーネ体制が衰えて,より広い領域を支配する
君主国家が発達するにつれ,ルネサンスの性格も変化した。15世紀後半から文化
は市民的性格を失って,君主の保護のもと宮廷文化的性格を帯びるようになった。
そして後期ルネサンス文化の中心地であったローマで 1527年に起きた略奪事件
(→ローマの略奪 ) で,イタリアのルネサンスは終息したとされている。
 ルネサンスの運動は 16世紀にはアルプスを越えてフランス,ドイツ,イギリス,
ネーデルラントなどヨーロッパ各地に広まり,それぞれの文化的伝統および
社会的状況と結びついた独自のルネサンス文化を生んでいく。アルプス以北の
特徴の一つは聖書の研究を通じて信仰の内容を問いかけたことで,これは宗教
改革に連なる面をもった。 ≫

▼ 近代化で欧米文化が底上げされ円熟した19世紀は、近代と現代の境目の世紀。

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09月04日(日)
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