ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6300,読書日記 〜『こんな長寿に誰がした!』 〜2
して文学や美術、高等教育などのエリートを対象とする高級文化や大衆の娯楽
などの大衆文化が挙げられる。ナイはその国が有する文化の価値観に世界共通
の普遍性があり、その国が他国と共通する利益や価値を追求する政策を
とれば、自国が望む結果を獲得することが容易となるとし、一方で偏狭な
価値観に基づく文化では、ソフト・パワーが生まれにくいとする。・・ 》
  ーこの著書のソフトパワーの説明箇所から抜粋ー
《「ソフトパワー」、教授はそれを「火ではなく水によるリーダシップ」
 と呼んだ・・ 「アジア文化では、自分が欲しいものを得るために、しばしば
微妙な方法を使います。それはつねに攻撃的とはかぎらないが、けっして
ぶれない巧みな方法です。 最終的には、それによって多くを達成します。
アグレッシップパワーは相手を打ちのめすけれど、ソフトパワーは相手を
納得させて味方にしまいます」・・ ソフトパワーの実例とはどんなものかと
尋ねると、彼は目を輝かせて、アイデアと心をパネにしている人々のことを
話しだした。たとえば、各種の雇用者団体のまとめ役をしている人々―彼らを
達成するために、力学ではなく信念によって人々を結集してきた。
また、飲酒運転根絶をめさす母親の会は、カリスマ性ではなく思いやりの
パワーで世の中を変えようとする人々の集まりー そうした人々は自分の
メッセージを伝えるのに十分なコミニケーションスキルを備えているが、
本当の強さはメッセージの内容にある。 》
▼ この図式は、都会と、地方の関係と同じ。しかしアメリカを例にとれば、
 そのソフトパワーは、ハードパワーと同じぐらいに、充実していることは、
インターネット先進国ということからも垣間見ることが出来る。現役の時代は、
 パワーソフトの占める割合が高く、御隠居は、ソフトパワーに比重が移動する。
そのソフトは、長年の蓄積が必要。そのためにはハードパワーも必要である。
私のソフトパワーの蓄積は、数十年続けてきた、一日2〜5時間の読書。
 最近は、読書からネットとパソコンに比重が移動しているが・・ 
この二年間、スポーツジムのヨガに週二回、参加しているが、これは、
ソフトパワーそのもの。

・・・・・・
5933,閑話小題 〜三種類のアラブ人
2017年06月13日(火)  
       <「人間の目利き」 曽野綾子:吉村作治>
          〜アラブから学ぶ「人生の読み手」になる方法〜
  * 三種類のアラブ人
 先週のシネマが、数年前にあったテロを扱った <パトリオット・ディ>。
キリスト教圏のアメリカ社会のイスラム教徒によるテロ事件の実録的物語だが、
アメリカの白人社会は、思いの外、深いプロテスタントの国。黒人だけでなく、
アラブ人は、最下層の人たちと蔑まされている。アラブ人が、欧米社会内で
不平を持つのは当然で、前提が違うのである。、
≪ 吉村: アラブに住む人間には大きく分けて、
 ・アラブ人と、
 ・まったくアラブ人じゃない人と、
 ・アラブの人じゃないけれどアラブに入った人の三種類がいる。
アラブじゃないけど、アラブ人になるためイスラム教を信仰し、同じ
アラブ語を使って人間は、アラブ人同士より、少し信頼度が低いが、
仲間に入れてもらえる。
 アラブの社会では同胞、同法に準じる者、異邦人の3種類しかいません。
異邦人には厳しいルールをつくって対処するのです。それは敵として見て
いるのです。かといって、敵だから殺すというのではなく、敵の中でも、
こっちよりと、全くの敵と区別をしてつきあう多角的な対応です。
しかし真の情報を流すのは同胞に準じる者までで、あとは偽情報だったり、
ブラフだったり、反対情報だったりします。すなわち、情報こそが生きる
術なんです。
・曽野:テントに立ち寄ってみたら、ベトウィンたちが甘い飲み水を
御馳走をしてくれたので、2〜3ヶ月後に、お礼に行こうとしたら、運転手が
真っ青な顔をしていやだという。あなたは外国人だからいいが、僕が二度
同じテントに行くと、女か家畜をとりに来たと思われる、って。≫


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06月13日(水)
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