ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3955, 他人を責める「新型うつ」について
 個人の意志によるもの。 三蔵とは事情が違う。 明治30年(1897)31歳の時の密入国である。 当然に死を覚悟を
 しなければならない。抜け道の間道を通ってヒマラヤ山脈を逆回りのコース。 僧衣で平均高度4500mのヒマラヤを走破する。
 若い娘に結婚を迫られたり、強盗に出会いながら山中で野宿。 凍りつくような川を裸で渡ったり、雪中で進退きわまる時や、
 右に行くか左かの道を選択しようかという時は、座禅をして知恵を得る。食事は麦こがしをお湯とバターで練ったものを1日に一食。 
 想像を絶した苦難を次から次へ乗り越えた末にチベットのラサ府に到達。そこで知遇を得、日本から持参した薬と医学知識で
 病人を治し、現地の人たちに経を唱えて糧を得る。そして大学に入る。その旅で、チベットの生活、習慣、風俗などを細かに観察、
 貴重な記録になっている。目的と動機を以下のように書いている。「私は世の冒険家にならって、探検の功をあげることを
 目的にしてはいない。 我が国未伝の経典を得たいがために出かけたのだ。したがって探検家の資格は私にはない。
 ……ただ、今回の旅行では、宗教に関すること以外にも、社会学、経済学、歴史学、地理学、動植物分布などに
 関する様々なことを観察することができた。」 その観察眼の客観的で冷静な見方に、ただただ驚かされた。
 ▼ 河口慧海「チベット旅行記」:1866年大阪堺生まれの僧侶。チベットに仏教の原典を求めるために僧籍を離れ、
  1897年に船でインドに渡り、ダージリンやムスタンでチベット語の勉強などの周到な準備を整えた末、
 1900年にヒマラヤ山脈を越えて西チベットに入る。マナサロワール湖やカイラスを巡礼した後、 日本人として初めてラサに入り、
 セラ寺に入門。漢方薬の知識を生かして人望を集め、ダライ・ラマ13世に謁見するまでになるが、日本人であることが露見したために
 急遽ダージリンに脱出。 その後も中国、インド、ネパール、チベットを訪れ、在家仏教を起こすなど、日本のチベット学の
 始祖として知られる。         1945年、「チベット語辞典」の編纂半ばにして没。享年80歳――。  ーつづく
  ・・・・・・・・・・
 2008年01月23日(水)
2485,「恐慌」が待ち構える黄昏の米国 −2     オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪
  今週に入ってからも、更に日本の株価は下がり続けている。当面は1万2千円辺りが底値か、それとも更に下がり続けるのか?
 世界的に広がってきたのが気がかりである。余りにも悪材料が揃い過ぎている。下手をすると、恐慌の可能性がある! 
  ー前回の「記者の目」ー毎日新聞の、つづき
ローンを担保に次の金融商品を作り、それを担保にまた商品化(証券化)と何度も繰り返されていることがサブプライムの特徴で、
どの商品が焦げ付くのかが見えにくいから始末が悪い。しかも、住宅価格が上がることで借金が可能となり消費を膨らませるという
アメリカ人の消費行動も狂わせた。減速どころではなく、アメリカのリセッション(景気後退)が現実味を帯び始めている。
原油高騰などからインフレ懸念を引きずっての景気後退となれば、なおやっかいである。1月7日、経済3団体などの賀詞交換会。
「アメリカはスクラップ・アンド・ビルドの国。うみを出し切れば、あらゆる手を打ってでも、経済を立て直してくる」。
年後半の相場反転を期待する企業トップもいたが、多くは「アメリカ・プロブレム」を気にかけていた。
 90年代以降、同時多発テロで一時揺らいだものの、世界経済を主導し、自らもその果実を満喫してきたアメリカの黄昏。
一方で、ユーロ高を導いているEU(欧州連合)、今夏、北京五輪を開催する中国、資源外交を強めるロシア、
成長力は中国以上といわれるインド、オイルマネーが勢いづく中東諸国、資源大陸アフリカ等々、08年経済の担い手は多士済々だ。
基軸通貨(ドル)の信頼感からアメリカに還流していた資金は今、原油に向かい、金を買い、非鉄金属などをめざしている。

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01月23日(月)
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