ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3422, 哲学者の言葉 100 ー2
その歌の合間の石井好子と菅原洋一のコメントが好い。菅原洋一をして「全ての面で彼女の歌は私の上です。彼女には敵いません!」
と言わせている。 菅原は私の大好きな心の歌を多く歌っている。最盛期の彼の歌は絶品であり、魂から迸る叫びを感じた。
菅原洋一のコメントを聞いて彼女の一曲一曲を改めて魂を込めて聞いてみると、なるほど彼より上、というのも謙遜と思えなくなる。
彼女が死の病を抱えて開いたステージの歌があった。命を賭けた魂の歌とは、このことか!と、思い知らされた歌であった。
石井好子の彼女への言葉、「一流の歌い手とは、歌に命を賭けています。命を賭けた歌は、声がかすれようが、
その心は相手に伝わるものです。彼女の歌は、それを感じます!」が好い。好きな人と別れ、その人がパリに行く。
その後、彼女は一日だけパリに立ち寄ったが、彼と会わずに帰ってきた。パリのタクシーの中で聞こえてきた歌を、
日本に帰ってきて自分のものにして涙ながら歌っている場面があった。たしか「恋心」だったが・・・一人の誰かを思い浮かべ
感情を込めて囁きかけていたようだ。その囁きは全ての人にも通じ、奥深く振動する。そのナレーターの話を聞いた後に、
彼女の歌を聞けば誰でも涙が出る。世の中は、人生は、感動で満ちている。感じ取れないのは「日常の牡蠣の貝殻」が、
コビリツイテいるから。 たしか、それがバカの壁になってしまうとか?横に流れている時間に、縦に立つ時間(魂の入った、
感動した時間・・)がクロスする時に人間は活きているのである。そして、そこに永遠が立ちあがっているのである。
この人の歌を聞いていた時に、永遠を感じていたようであった。
「感動を、子供にシャワーのように浴びせてあげなさい!それが親の一番の努めです」という。
大人になったら、自分に常に感動のシャワーをかけ続けないと・・それが自分への一番の勤めです。  
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{BSエンターテインメント 歌伝説 岸洋子の世界 − 8月6日(月)BS2 午後7:45〜9:15}
日本の歌謡界に大きな足跡を刻んだ歌手の魅力に迫る歌伝説シリーズ第6弾。
(字数の関係でカット 09年08日)
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2006年08月08日(火)
1953, ローマから日本が見える−22
    Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning    ー読書日記ー
第九章 ローマから日本が見える −2
    ー「ゲルマニア撤退」を決意 ー
アウグストゥスの政策の中で唯一の失敗は、ゲルマニア地方への遠征であった。
カエサルの定めたローマの基本防衛はライン川であった。しかし、彼はその基本ラインをライン川より更に
東にあるエルベ河に移そうとする。アウグストゥスがカエサル暗殺後の内戦に勝ち続けることができたのは、
生前カエサルがつけてくれた優秀な副官アグリッパのお陰であった。彼が長生きしていたら、ゲルマニアの遠征は
行われなかっただろう。カエサルでさえも、「ゲルマニア」は短期の征服はできても、最期の征服は無理と見た土地である。
長年軍事を任せていたアグリッパを失った彼は、現地の状況を充分知らないまま遠征プランを立てて実行に移してしまった。
そのままローマがこの地で戦いを続けていたら、帝国はどうなっていたか解りません。ところがローマ帝国はやはり違った。
アウグストゥスの次の、第二代皇帝ティベリウスによってAC17年、ゲルマニアからの撤退を決めてしまう。 
前任者の方針を破棄するのは難しい、それが創業者であれば尚のこと。ところがティベリウスは、思い切って転換してしまう。
 ーなぜローマ人は法を求めたのかー
ローマ人の「システムとは絶えず補修、改定していくものである」という思想の表れているのが、
法律に対する彼らの態度である。著者は「ローマ人の物語ー? 」で、次のように書いている。
「人間の行動原理の正し手を、宗教に求めたユダヤ人。哲学に求めたギリシャ人。
法律に求めたローマ人。この一事だけでも、これらの三民族の特質が浮かび上がってくるくらいである。」
「行動原理の正し手」とは、わかりやすく言えば、何をもって善悪の判断基準にするか、ということ。

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08月08日(日)
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