ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2987,縁は異なもの ー4
著者はその言葉からピンと来てゴダール式読書法と名づけたという。 それでも面白いのである。
若い人向けの本だが、基本中の基本が書いてある。
「本こそ、外見の見てくれで選べ!」と、誰が書くだろうか? それを、平気で書いてある。
老練の詐欺師が「女は見た目だよ!」と、ある本に書いてあったが、当たらずとも遠からず?である。
数十年本屋に通っていて、見てくれを意識したことは無かった。本は見てくれではない!と思うのが常識である。
しかし、良くないものに出版社が「見てくれ」を良くして売ろうとはしないのも事実である。
見てくれだけを良くして売ろうとするのは、若い娘か、薄っぺらの教養のない男である。
本人は見てくれを良くしているつもりが、どこかバランスがとれてない。
銀座で闊歩する夜の蝶ー蛾を見れば、一目瞭然である。

若いときに、姉に女性の見分け方を教えてもらった。「服装と化粧のセンスは頭の良しあしと比例している。
  センスが良いとはバランス感覚が良いということ。決して良いものを着ているからバランスが取れてるとは限らない。
  バランス感覚が頭の良しあしといってよい」と。なるほど、その後四十数年みてきて、そうであった?80p%は当たっていた。     
出版社がマトモで、金をかけた表装をしてあれば内容も良い確率は高い。図書館で写真集などのコーナーが大きくとってある。
盗まれないように(読書コーナーに行こうとするとき)チェックをされる。
それが嫌で、この数年は行かなくなった。しかし、数千~数万もする写真集が図書館全体の4分の1
のスペースを占めていて、あまり人が入っていない。見た目からいって見た目は徳上のものばかりである。
  そうである、あのコーナーにもっと行かなくては!アチラをジックリまわってみる必要がある。
  単純な、しかし解りやすい理屈である!

ー 次回は、さらにユニークな面白いところを拾ってみる。
            ヾ(^ω^*) バイ! 
・・・・・・・
2005年06月09日(木)
1528, 生きて死んでいく重み

最近、中島義道の哲学書をよく読んでいる。そして、この日記にも何度か取り上げてきた。
同年齢ということもあって身近に感じられ、似た考え方だから次々と図書館で借りてくることになる。
特に還暦を八ヶ月後に控えていることもあり、「人生とは何だったのか?」という人生の総括が頭をよぎる。
その時、中島がストレートに著書の中で答えてくれる。 大体は本を借りてくると、
まずは目次と最後の10ページの中の要所を探す。 そして遇った、彼が真剣にいっている箇所が。
 ー抜粋してみるー
オリンピックで金メダルをとっても、どんなに災害撲滅を見出しても、せいぜい二番目に重要なことだと思います。
では、一番目に重要なことは何かというと「生きている」ことでしょう。 生きて死んでいくことでしょう。
 この絶対的な重みは、忘れてはならないと思います。有名人が死ぬと、その人が何をしたということばかりが
報じられますけれど、そのすべては、ハッキリいいまして幻想です。何故かというと,全体を見ていないからです。
100億年もすれば全部なくなるわけです。 そうすると、多分一回きりだと思いますけど、
自分の人生を、見ないようにして、仕事に逃れていくというのは、もったいないのではないかと思うのです。
つまり、自分の持っている不適正、欠点をしっかり見ていくことです。 私は理不尽に人生を与えられしまった、
  その中でよいことをしようということでなくて、それをごまかさないで見よう、そういうことです。
つまり、世間的には何も貢献しない、場合によってはマイナスのことをしてきたかもしれない。
でも、その人の生きてきた重みは、立派な建設をしたとか、トンネルを掘ったり、という全てをもっても
代えられないものだ、と実感するんです。私にとっては、生きる仕事以上の仕事はないわけですから、
どんなに世間的に立派な仕事でも、そんなに感動しないわけです。
働いて生きがいを感じ生き生きと生きる人生を、私は批判しませんし、そういう人を批判しません。

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06月09日(火)
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