ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2930,新潟清酒達人検定
だから一日一日を生きることだ。一時間一時間を生きることだ。何ごとも永遠ではない。生者の世界では。」
「ローマ人の物語」の中の言葉である。人生の全てが、ローマ人の行蔵や言葉の中につまっている。
また、そこで活躍した男達の魅力は計り知れないものがある。
著者がローマに入れ込んでしまうのは自然のことだ。ε=ε=ε=(。・ω・)_旦~~
ーローマ人の改革についてー
「真の改革とは再構築である」「改革とは『過去の否定』ではない」ー
ローマに限らず、どんな国家であれ、どんな時代であれ、改革とはけっして会議で決まるものではない。
一人の指導者が現われ、みずからの信じるところに従って改革を断行しない限り、永遠に体制は変わらない。
そして変わらないで過ごすうちに、国力は衰微する一方になる。しかし、改革はむずかしい。
どんな改革であれ、それによって損をする人たちがかならず現われる。
しかし彼らの反対に耳を傾けてしまえばどうなるか。
結局、どんな改革も大幅な修正をされて小幅な改良に終わってしまうのが落ち。
したがって改革をやろうとすれば、結局は力で突破するしかないということになる。
カエサルは彼に最終勧告(要するに追放もしくは死刑の宣告)を与えた元老院を
潰すことなく、彼の体制の下に置いた。 ただし、改革も行った。
それは従来ローマ市民にしか与えられなかった元老院議員の資格を属州の人たちにも与えた。
彼の大きな改革として私たちが今でも恩恵を受けているのはユリウス暦の制定。
カエサルは様々な改革をわずか2年で成し遂げた。
…(´Д`驚)…!!
改革にはタイミングがポイントとなる。ローマは紀元前390年に北方ケルト族の襲撃であっけなく占領された。
このどん底から這い上がることで真のローマになった。
敗因が自分たち自身にあったことを反省し、ローマ独特の共和制を樹立し政治改革を完成させた。
ローマは、その苦境を乗り越えるために、ローマは、自らを改革して行った。
それこそが、ローマが王政から共和制へ、そして帝国へと変わっていった
過程なのだという。「ローマは試行錯誤によって作られた」のである。
もちろん改革の時期には改革を阻止しようとする勢力が優勢になり、後戻りも頻繁にある。
しかし、その後戻りも結果的には改革への推進力に切り替えるかたちで
ローマは自らを成長させてきたことが、本書でも簡潔に示されている。
著者はローマが新生ローマになるには20年の年月がかかった。
それだけかかっても改革への取り組みを諦めなかったからこそローマはローマになったと指摘している。
ローマも改革も1日にして成らずである。改革には時間と手間がかかる。既得権益を持つ人達は手放したがらない。
多くの人は改革の手間を惜しみ、まだ大丈夫と思っている内に国家は衰退していく、と指摘。
当時のローマに今日の日本の姿を投射しながら改革の「必要性」とタイミングの「重要性」を説いている。
急激な経済の拡大成長に従来の国内システムが対応できない日本。
その間に業者や特定利益団体が自民党族議員・一部官僚と結託して、利権体質を作りあげた。
現在の日本はその体質改善が求められる。
ーつづく ヾ(^ω^*) バイバイ!
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2005年04月13日(水)
1471, 『冥途のお客』を読む
佐藤愛子著の「霊の話」光文社ーが面白い。
月刊誌の「新潮45」で、数年前に霊体験を連載していた。
読んでいて、背筋が寒くなるほどリアルで中味の濃いものであった。
文春文庫から[あの世の話]という題名で出版されている。私は27歳時の父親の死の直後、霊体質になった。
最近は、あまり妙なことは起きなくなったが、以前は信じられないような色いろな現象に出くわした。
そのことは随想日記にも何度か書いてきた。 佐藤愛子は30数年前、50歳で霊体質になったというから、
私の方が若くしてなった。ほぼ同時期になる。霊体質になる以前は、こういう話は興味本位で聞いていただけで、
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04月13日(月)
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