ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1778, ライブドア問題の深層
アンフェアなのは、牛に何回か槍を刺して弱らせてから、闘牛士と闘うことだ。
そのままで闘うと闘牛士が殺されるケースが多いからだ。
初めてみた時には、アンフェアと腹が立った。
が、二回目から「こんなものだろう」と楽しむことにした。


一晩、2時間以上かけて、前座から横綱クラスまで、
三人の闘牛士と六頭の闘牛の闘いがある。
闘牛士にもランクがあって、その実力は見ていても解る。


牛にも実力があり、闘牛用の牧場で人間に触れないようにして、
野性味を残してある。
とにかく、逆三角形で大きく格好がよいのだ。
また、闘っている姿は、勇者そのものである。


気の強い奴、弱いくて逃げ回る奴、性格のクセのある奴、それぞれ違っている。
闘牛士も同じだ。
気の弱い牛は途中でも退場させることがある。


相撲は僅か数秒の勝負に気を入れた仕切りを長々し、だんだん気合を入れていく。
そして立ちあいの駆け引きの後に勝敗が決する。
最後に負けた力士が、肩を落として帰る場面までのフルコースで成り立っている。
ダイジェストで勝負の一瞬を見ても何も面白くはない。
闘牛も同じである。


地元の観客を見ていると、この殺戮をサンドイッチを食べながら家族連れで見ている。
最後に死んだ牛を、ラッパによる葬送と供にヒモを付けた虚勢した牛が引きづって
退場するのだ。そして、帰りに解体された牛肉が売店で売られている。


西欧文化と東洋文化は基本から全く違う。
長岡近郊の山古志村の「闘牛」は、牛同士の押し合いでしかない。
中世にスペインが南米を占領したのも当然である。
今の、イラクとか、アフガンも同じ構図である。


アルカイダの立場も解らないではない。
今の日本は、この闘牛の牛でしかないのだろう?
少し飛躍をしたが。


とにかくスペインは、情熱と死と愛が、入り混じった文化が露出している。
芸術、建物、踊り、そして、闘牛。
以前書いた、
「スペインについて」をコピーをしておきます。
 
 −−−

ー1998 10・05
スペインについて−1

私はスペインが大好きである。欧州で一番好きな国である。
一ヶ月後に北スペインの巡礼ロードに行く予定があり、
パンプローナのサン・フェルミン祭りの“牛追い”がそのメインである。

その前に、もう七年も前になるが、家族三人とアンダルシアを中心とした
二回目のスペイン一周ツアーに参加した。
三十数名のツアーであったが、女性添乗員が大のスペイン好きで、
それがツアー全員に沁み込んで素晴らしい旅行となった。
印象の強烈な順に書いてみる。

@ まずは闘牛である。二時間たらずの間に、三人の闘牛士が二頭ずつ六頭の牛と闘う。
人間と牛の一対一の殺し合いである。
剣を突き刺すごとに血が噴水のように吹き出す凄惨な様をみて初めは正視できなかった。
ところが慣れてくると、その素晴らしさが判ってくる。
スペイン国内で5〜6人の闘牛士が年間牛に殺されるというが、
その時に闘牛士が角で刺し殺されてしまった。本当にショックであった。

A 延々と続く南スペインのアンダルシア地方の‘日まわり畑’。
筆舌にかえ難いとは、この事であった。
(数時間延々とその景色が続くのである。)

B ドンキ・ホーテの舞台にもなった小さな山頂に立つ数ヶ所の風車。
そこの360度の視界のアンダルシアの風景は“絵”そのものであった。

C 遠く丘よりみたトレドの街と中世を思わせる街並み、そして大聖堂。

D バルセロナにある聖家族教会..石づくりの為200年以上建設がかかるという。
まだ半分もできてないが、それがまたよい。

E マドリッドにあるプラド美術館。現地の若い日本人ガイドの説明が面白く、
近代中世の画家の世界にひきこまれてしまった。

F ジプシーの洞窟でみたフラメンコ。アルハンブル宮殿。
ゴルドバにあるメスキータ大聖堂。
スペイン人の生活の一部になっているバール(大衆居酒屋兼スナック)、


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02月14日(火)
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