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堀井On-Line
by horii86
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■1732, 日本一短い父への手紙
「神はこの世を六日間で創り給うた。そして、第七日目には、二日酔いを与え給うた」
というが、酒はよいことだけではない。。
「バッカス(酒の神)はネプチューン(海の神)よりも多くのものを溺死させた」と、
ローマの諺にある。酒は肝臓に悪い。腎臓に悪い。
しかし、酒は「心の特効薬」?である。
酒の一杯は健康のため。二杯は快楽のため。三杯は放縦のため。四杯は狂気のため。
というが、酒はプラスにもマイナスにもなる。。
「おい堀井。お前、晩酌で二日酔いしたことがあるか?」
と高校の同級生に聞かれたことがあった。
「ほとんどない!」と答えたら、
「おれなど、いつも晩酌で二日酔いをしているぞ!」
何か深い深い意味があった。
目の前の悩みを洗い流してくれるのは、酒と先人の言葉と諦念である。
酒は愉楽の完全な典型である。
酒は実にうまい、不満を追い払ってくれる。
それ以上何を望もうか、それでよい。
酒を飲むことほど日々を楽しくさせてくれるものはない。
くよくよさせず、勇気をいっそう勇敢にさえしてくれる。
しかし、酒であまりの多くの失敗をしてきた。
若き日、酒を飲んで多くの議論をしてきた。
そして、多くの人と争ってきた。
酒は、脳に入れた敵、気違い水であり、あまりに危ない敵である。
それでも、酒は美味い。
これで20年は寿命を短くしただろう。
ー私の場合特に以下の言葉は胸に刺さる
・酒を飲む理由は二つある。一つはのどが渇いたときに喉をうるおすため。
もう一つはのどが渇いていないときにのどの渇きを事前に防ぐため。
Tーピーコック
・若者にとって酒は大人の勲章である。
ー吉行淳之介
・一生を洗い流してくれるのはただ酒だけである。
ー韓愈
・どういうことになるものやら見当のつかない二つの場合がある。
男が初めて酒を飲むとき。女が最後に(今夜きりよ、と)酒を飲むとき。
ーヘンリー
・土曜の夜の酒の味が、平生と違うことを知らないものには、
日曜の朝の楽しさは解るまい。
ー水上滝太郎
・酒がいちばんいいね。酒というのは人の顔を見ない。
貧乏人も金持ちも同じように酔わせてくれるんだ。
−古今亭志ん生
・酒と美しい娘は二本の魔の糸。
経験を積んだ鳥でもこれにはまんまと引っかかる。
−リュッケルト
・酒に害はない。泥酔する人に罪がある。
−フランクリン
・喫煙家が禁煙家にかける迷惑は肉体的なものであるが、
禁煙家が喫煙家にかける迷惑は精神的なものである。
ー林語堂
・酒は茶の代りになるが、茶は酒の代りにならぬ。
ー張潮
・酒を飲めば、言葉に羽が生えて、傍若無人に飛び回る。
−ヘロドトス
・勤労は日々を豊かにし、酒は日曜日を幸福にする。
−ボードレール
・少し飲み、そして早くから休むことだ。これは世界的な万能薬だ。
−ドラクロア
・酒と人間とは、絶えず戦い絶えず和解している仲のよい二人の闘士のような
感じがする。負けたほうが勝ったほうを抱擁(ほうよう)する。
ーボードレール
・酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。心地良い罪悪である。
−アウグスティヌス
・人生は生きるに値するか?それはひとえに肝臓にかかっている。
−ウィリアム・ジェームス
・人は次の五つの理由で酒を飲むことができるのである。
まずは祝祭日のため。
次に、その場の渇きを癒すため。
それから、未来を拒むため。
その上に美酒をたたえて。
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12月30日(金)
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