ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8033,閑話小題 〜ともあれ、何か変である…
通いを縮小予定。首都圏の知事が、この週末の外出禁止は明らかに、爆発感染の
実体が明らかになる前の政治的パフォーマンス。
◉ イタリアやスペインは、感染者のうち致死率が1割に近い。
イギリスで感染した女性の‘ガラスを肺に吸い込むようって’の言葉が強烈。
それと、70歳以上は治療に優先順位が後回しで、見捨てられているも然り。
◉ 新型コロナ、世界の感染者60万人超 死者2.8万人
冬場だけの風邪ではないようだ!スペイン風邪の様相の一桁、二桁の上乗せ
の可能性も… まだ誰も、この結末が想定できないから不安が世界中に蔓延する。
・・・・・・
6587,読書日記 〜世界急変とは
2019年03月29日(金)
< 欧州壊滅 世界急変〜
「英EU離脱」で始まる金融大破局の連鎖/渡邉哲也(著) >
* さもあらん英国と欧州の動揺
2016年に英国がEU離脱を決めた直後の書かれた著書。
その時節が、今まさにやってきたが、いざ直面して、ことの大きさに、英国と
あろう国が大きく動揺している。 あの大英帝国も、このザマ。直接国民投票
の弊害がモロに出てしまった。 イギリスに欧州の経済戦略拠点を置いていた
グローバル企業が次つぎと撤退を発表。これで英国の欧州における存在価値は
廃れる一方。 「自国ファースト」の本音が表立って、新たな冷戦状況が顔を
もたらしている。この選挙に影響されてアメリカではトランプが大統領に成上り、
世界を震撼とさせている。 この著書の内容そのままが、3年近く経った現在、、
欧州経済にとって大混乱の幕開けになった。かっての力を失った英国の力は
強くはない。プロが決めるべき政策を、凡庸の国民の一時的意志に委ねるとは…
この根底には情報化、グローバル化の潮流の激変がある。 それを読み取り、
導くのが政治家。それを… 酷い状況の時節に、ヒトラー、ムッソリーニ、
スターリン、毛などの醜悪の独裁者が現われ出てくる。今からふり返れば、
こんなゴミだが、当時は雲上人の存在。違いは現在は、知能程度がまる見え。
とはいえ、如何にも成らないのが一度与えた権力の持つ脅威。
「欧州激変」だけでなく、アメリカを含めた「世界激変」になっている。
―
内容紹介
英国の国民投票の結果、予想外のEU離脱が決定した2016年6月24日以降、
世界では経済の乱高下が繰り返され、移民問題やテロ問題が拡大、2017年の
仏・独・蘭での選挙により欧州分裂が現実となる可能性が高まっている。
一方で英国と蜜月関係を築いた中国への影響も大きく、AIIBは先行き不透明
となり、さらに仲裁裁判所で南シナ海の支配権も否定され習近平政権は暴発寸前。
米国大統領選の帰趨、混乱する世界の行方と参院選後の日本の変化を読む!
◉第1章「英EU離脱で世界の勢力図が大激変する」では、
イギリスの国民投票の結果分析と、直近1ヶ月ほどの間の市場や世界の動きを
解分析。グローバリズムの終焉と、イギリスの動きがなぜ中国に影響するのか
を解説しています。
◉第2章「2017年、EU分裂への秒読みが始まる」では、
金融、経済、難民といったEUが抱える問題を紹介。CoCo債とドイツ銀行、
フォルクスワーゲンなど、金融も経済も深刻な状況であると分析しています。
また難民問題では収拾がつかず、EU各国が国境を復活。EUが自力では
この問題を解決できないと指摘。
◉第3章「日本主導で『中国排除』が世界の新秩序に」では、
混乱する欧州とは対照的に存在感を増す日本の話題。日本が進める対中包囲網
を伊勢志摩サミットと首脳宣言から分析し、次代の世界秩序が日本主導で構築
されつつあると、指摘。
◉第4章「絶命寸前の中国経済、そのウソと矛盾」では、
中国問題を解説。バブル崩壊後の中国が、さらにイギリスという後ろ盾を
失ったことで混迷を極めてると指摘しています。
なお、この章は昨年出版された『中国壊滅』と『余命半年の中国経済』の
「その後」であり、併せて読むといいでしょう。中国の状況が渡邉先生の予想
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03月29日(水)
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