ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8000、閑話小題 〜8000回ですか!
お茶の間に届けていないんでしょう。せっかくいいキャストが一堂に会し、
ベストを尽くして頑張ったのに、いろいろ残念】
―
▼ 海外ツアーに参加すると、主要都市では、美術館、考古博物館がコースの
入っている。これも回数を重ねると、何時の間にか目が肥えてくる。
欧米は、国家や財閥系の資産家は、御宝を惜しみなく積極的に公開する。
国宝モノは、人類の遺産という概念が刷り込まれていることもある。
それらを見続けていると、贋作や、二流品が、直感的に解ること。としても、
一流の作り手の模写は、当人の味が加わり、それなりの作品になる。
一流画家は、まずは模写から、その基礎能力を築いていく。趣向にも買取り、
それを楽しむタイプと、見るだけで充分の人がいる。としても、贋作づくりの
世界も深いようだ。一番、恐ろしいのは素人の自信。相手は手練手管。
ドッコイショと持上げて、次はヒネリ倒してくる。
・・・・・・
6549,読書日記 〜すべての悩みは対人関係
2019年02月18日(月)
『アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広・著
* 一つ皮剥きゃホンダラホイホイ!
またまたアドラーである。19・20世紀が、フロイト、ユングが潮流なら、
21世紀の混沌とした時代はアドラーである。これまでアドラーについて幾つか
書いてきた。彼は、フロイト、ユングに並ぶ心理学者で、<過去に縛られること
なく、未来を変えることができる>の未来志向がベースにある。
〜 面白い個所を抜粋すると
≪ アドラーは、言いました。
<たった一人で住んでいる世捨て人のような人さえも、実は他人の目を気にする>
ある村に世俗的な欲望を捨てた仙人のような人がいた。彼は村に住むことを拒否。
山の中に掘っ建て小屋を造って自給自足で住んでいた。村人と交流することに
意味を感じなかった。
ある日、その村が大火事になり、村は荒れ果て、人々はその土地を捨てて、
他の土地に移住することになり、大移住をしたのです。すると驚いたことに、
その仙人のような男までもが移住して、新しい村を見渡せる新たな山に引越した。
実は世捨て人のような人は、人間関係を捨てたのではなく、「世俗の欲望」を
捨てた仙人のように『清らか』で『優れた』であると村人から思われたかった
だけだった。「観客」がいない場所で生きることに堪えられないかったのです。
『最近ウツっぽい』『忙しくて休みが取れない』など、内面の悩みに思え
言葉も、すべて対人関係の問題に起因している。
――
・人間であるということは、劣等感を持つということ
・・・劣等感と優越性追求について
・「強く見せる」努力をするな。「強くなる」努力をせよ
・・・優越コンプレックスについて
・「弱さ」を武器にしても人生は変わらない
・・・劣等コンプレックスについて
・勇気がない人は「特別」であろうとする。
勇気がある人は「普通」であろうとする
・・・勇気について
・あらゆる過ちは「共同体感覚の欠如」に起因する
・・・共同体感覚について
・激しい感情を使う人は強い劣等感がある
・・・感情について
・あなたには貢献する能力があり価値がある
・・・勇気づけについて
・ひとつのことができれば他のこともできる
・・・自己変革について ≫
――
▼ アドラーについての読書録を書いていた筈とHP内検索をかけると、
あるある。真面目に、真剣に取上げている。暗く、混沌の時代であればこそ
未来志向のベースが必要になる。すべての悩みは
対人関係にあり、それは3つの課題にありと…
1つ目が「仕事の課題」
2つ目が「交友の課題」
3つ目が「愛の課題」
フランクル心理学の3つ価値に似ている。
1つ目が、「創造価値」
2つ目が、「体験価値」
3つ目が、「態度価値」
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02月18日(土)
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