ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7961、閑話小題〜 『感動したベス10』
流れは求心力を失い、逆に賞レースや権威的なものを意識せずに音楽活動をする
アーティストがどんどん増えていった。 ミュージシャン系のアーティストは
紅白に出場するより辞退するほうがイメージに合っている時代に突入した。
“歌謡曲”は若い世代の間では半ば死語となりJ-POPが取って代わる。
この頃からすでに昭和感覚での歌合戦は時代に合わなくなっていた感は否めない。>
1963(昭和38)年の第14回では平均視聴率81.4%をマークし8000万人が観たと
言われるほど隆盛を極めた紅白も、今は昔。看板が大きいだけに変革も難しい。
しかしそれでも、ネットの配信など視聴スタイルが多様化する中でなお30%を
越える視聴率をマークするのだからまだまだ「関心度の低い番組」というわけ
でもない。今後どのような工夫が見られるか。紅白がどう生き残っていくのか
見守りたい。 (文・志和浩司)

01月06日(金)
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