ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7066,閑話小題 〜コロナ禍後の行末は 〜3
使った手法があった。 言われる立場としては、あまりに真実を突く効果がある。
田中角栄を裏切り、それを土台に権力を奪った政治手法を揶揄したもの…? 
『逆も真なり』の真は、それは毒気を含む。一般に言うところの世間話が、ほぼ
嘘であると、ここで繰返し述べてきたが、5k圏をテリトリーとしている人達には、
由々しき言説になる事由と相成る。
 ここで、<反語法とは、つまり「言ってること」の逆の意味が「言いたいこと」。
先生が「美の極致!」と言ったら、それは最高級の罵倒「醜くてしょうがない!」
という意味。先生が「天才」と言うのは、「うすのろ」の意味をなしていくのが
特徴的。「ああ神様!」から始まるこのセリフ、反語だと理解したら恐ろしい。
が罵倒は酷くても、おもしろくて美して… >
 ――
 内容紹介
ロシア語通訳の第一人者としても、またエッセイストとしても活躍している
米原万里がはじめて書いた長編小説。第13回ドゥマゴ文学賞を受賞した。
1960年代のチェコ、プラハ。主人公で日本人留学生の小学生・弘世志摩が通う
ソビエト学校の舞踊教師オリガ・モリソヴナは、その卓越した舞踊技術だけで
なく、なによりも歯に衣着せない鋭い舌鋒で名物教師として知られていた。
大袈裟に誉めるのは罵倒の裏返しであり、けなすのは誉め言葉の代わりだった。
その「反語法」と呼ばれる独特の言葉遣いで彼女は学校内で人気者だった。
そんなオリガを志摩はいつも慕っていたが、やがて彼女の過去には深い謎が
秘められているらしいと気づく。そして彼女と親しいフランス語教師、彼女
たちを「お母さん」と呼ぶ転校生ジーナの存在もいわくありげだった。

物語では、大人になった志摩が1992年ソ連崩壊直後のモスクワで、少女時代
からずっと抱いていたそれらの疑問を解くべく、かつての同級生や関係者に会い
ながら、ついに真相にたどり着くまでがミステリータッチで描かれている。
話が進むにつれて明らかにされていくのは、ひとりの天才ダンサーの数奇な
運命だけではない。ソ連という国家の為政者たちの奇妙で残酷な人間性、
そして彼らによって形作られたこれまた奇妙で残酷なソ連現代史、そして
その歴史の影で犠牲となった民衆の悲劇などが次々に明らかにされていく。

物語の内容や手法からすれば、この作品は大宅壮一ノンフィクション賞作品
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の姉妹版であるといえる。しかし読み
終わったあと、ときにフィクションのほうがノンフィクションよりも多くの
真実を語ることができる、ということに気付くに違いない。(文月 達)
 ――
▼ 私の文章作法の特徴は、最後のオチ。元もと考えていたのではなく、即興。
 それが、自然と出てくるので自分自身が、楽しい。これも即興の『反語』?
釈迦の説法を何?ひとつで、カマスのだから… ところで、安倍・自民党を
『反語法』で揶揄を始めたら、それはそれは… 内容は今度の機会に!
過去の経験からして効果甚大すぎるため、連合いでゆめゆめ実験しないこと。
例えば …恐ろしいので、ここで終わり! あの人、それにしても素晴らしい!

・・・・・・
6336,閑話小題 〜つれづれに哲学=限界状況
2018年07月19日(木)
 人生の最終段階で振返ると、20,30,40歳代は常に「限界状況」である。
一年一年、立ち位置が面白いように変わり、その時々の判断が極限の限界状況で、
崖っぷちの縁を歩いているような日々である。現在、事業生活から解放されて、
年金生活で比較的安定をしている。しかし、老齢が進むにつれ、深刻な限界状況
にあるのだろう。とは言え、心配し過ぎでは、面白みが減ってしまう。
私にとって、厳しい現在の日常のスケジュールを熟さなければならない?会社
清算で終わったことがベストだったと、考えるしかない限界状況である。
 ネットで、『限界状況』を検索すると…

《 限界状況とは、カール・ヤスパースの実存哲学における用語のひとつで、
 ヤスパース哲学の起点となった基本概念。
【現存在としての人間が、いかなる人間の力や科学の力をもってしても克服でき

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07月19日(日)
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