ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7030,閑話小題 〜株価暴落を何時まで抑えられるか
よって囚人を監視しつつも監視者の姿は決して見られない環境がつくり出される。
これは監獄の効果的・能率的な経営をもたらす。たとえ監視者がいなくとも,
その光線があるかぎり囚人は監視者の存在を意識せざるをえないからである。
M.フーコーはこの原理が規律・矯正型の権力技術として近代社会全域に応用
されていることを指摘している。 ≫
―
▼ ギリシャの時代にも、現在のアメリカ、日本社会の階級制度、見られる
<3、30、67%の階級社会制度>。 カースト制度は、インドだけではない。
進学で上京して、直ぐに気づくのが、大都会の圧縮された社会構造。その社会
構造が、実は、パノプティコンのシステムで厳然と守られている。
俗にいう『世間』とは、その立ち位置すら気づかない人たち。「知っている
ことしか、私たちは知らない」ことに気づいていないのである。 私たちは、
数多ある牢獄の一つの一員に過ぎない。 失脚した日産のゴーン。この一連の
報道の中に、権力者の優位性の一端が見てとれる。まだ、日本も明治維新の権力
構造そのままが残っている。それも、40億年の生命誕生以来の、情報革命で大元
が揺らいでいる。 トラちゃん曰く …『手前ら、下々のもの、この大統領の
印籠が見えないか!ガタガタいうと、首を叩き落とすぞ!』の高笑いが聞えて
くるようだ。 そして就任当時の側近は誰一人、存在しなくなった。
ただ、下々は高性能のスマートフォンを手にしていることを知ってか知らずか。
それぞれが一望監視塔を、監視可能になってしまったから…
さて、如何にウエーブが動いていくのでしょうか。
・・・・・・
6300,読書日記 〜『こんな長寿に誰がした!』 〜2
2018年06月13日(水)
『こんな長寿に誰がした!』ひろさちや(著)
* 「超高齢社会」の病巣
100歳以上の老人が増加している。しかし、寝たきりにしろ、元気なら尚のこと
周囲は大変である。私の兄・姉が私を含めて9人いた。 そのうち存命が5名。
相方の存命が3名。存命平均年齢が80歳と相成った。末っ子の私も、あと2年半で
後期高齢者の仲間入り。私の鬼門が、この辺りと想定しているが…。
ライフワークの海外ツアーも、70歳が大きな関所。体力の限界である。
私の弱点は腰痛だが、先回のツアーで限界を実感した。
この年齢で驚いたのが、好奇心が全く衰えないこと。見聞きする何もかもが
面白くて面白くて… 。のんびり、ゆっくり、退屈など、ほど遠い日々。
これを書き続けてきた効用だろう。私たちは老いるにつれ、周囲に迷惑をかける。
それと「しょぼくれ」が、日々増していくことを自ら知る必要がある。我身を
整えるため、少しキツメな日程を組み、フル回転?の日々を過ごしているが、
このまま続けると「死ねない病」に陥る可能性がある。
もう健康年齢の平均値に到達した。何時、寝込んでも不思議でないが、相方は?
甲斐甲斐しく介護をするタイプでないから、明るい未来は待ってない。逆も有り
うることを微塵だに考えられない。とはいえ、残された健康年齢のうち、生き
きることしかない。
週5日のスポーツジム通いも、週3〜4回にし、遠くない日に、止めないと、
「死ねない病」になる可能性がある。「死ねない病」の老人が「散歩好きが
悪かった!」と、後悔する話から、底知れない老いの恐ろしさが垣間見た。
死ぬことは恐ろしいが、老いて生きることは更に恐ろしい。 としても、生きて
いる限り、良いこと3.良くないこと1 のバランスの維持は可能だ。
私には、6300の書連ねたブログと、ネット写真集と、4000曲の入ったiPadがある。
それと面白可笑しい笑い経験と、感動体験の行蔵が…
ったく、最期は自画自賛かい!
誰が自分を肯定してくれますか。 孤独は最高の友人。私は、過去に書連ねた
文章が、その時々の永遠に垂直に立っていた心情が…。老いるほど、過去という
友人が増えていく。それにしても、悪い実例が多い。私も含めてだが、好い加減に
生きてきたからだ。その「好い加減」が大事のこともあるから一概に言えないが。
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06月13日(土)
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