ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6980,閑話小題 〜TVキャスターだった岡江久美子の死
国民は目先の安寧を求め、近未来の国家財政の破綻から目を逸らさせる政策を
支持している。令和の時代は、昭和、平成に積上げたマイナスに直面し、右往
左往する時代。字面とおり表面を平和に装っていたのが、冷たい負の遺産として、
「冷たい」平和ー> 令和になる予兆の響きがある。令和の時代は決して明るく
ないというのは、私の年齢が言わせている? 国家も、私自身も、昭和に稼いだ
プラスの遺産を、平成で使い果たしてしまったということ。
◉ 平成を<「情報革命」で世界が劇的変貌を始めた時代>と位置付けが出来る。
スマートフォン、タブレットPCを万人が持ち、ネット社会が現実社会を覆い、
現実社会を激変させている。ホモ・サピエンスが多くの人類の中で唯一生延びた
要素が妄想。それを共有する能力が人類の最大の能力とすると、このデジタルの
進化そのままが、人類をホモ・デウスに進化させる可能性がある。 その反面、
それが人類、ひいては生命そのものを絶滅させる可能性がある。
◉ 令和天皇が80歳まで20数年、在位するとして、『2045年問題』の時代の
世界の予測は不可能! 1989年に、その後の変貌を誰が予測できたか。
アメリカが間違いなく、国家としてピークを過ぎ、それに代わって中国が
台頭してきた。紆余曲折の上、重心が中国に移動。それとともに、日本の
地勢的立場も変わっていく。
◉ 私自身、何が変わった? 18年前に個人HPを開設、毎日、一テーマの文章を
ネット上に公開、現在に至っている。それはひいては、馬鹿の壁の公開でも。
プラスが3、マイナス1か、実は逆? 今さら、如何にもなりはしない。
ただ集中した刻印は残ったことになる。このお陰で?で、自分の内面と他者の
内面がメビウスの輪のような繋がりが数限りなく増えたような? 10数年前に
書いた人と、内容は? それと現在、再読している私と第三者の読者は?

・・・・・・
6250,閑話小題 〜死のむこうには?
2018年04月24日(火)
       <魂でもいいから、そばにいて─3・11後の霊体験を聞く
                      奥野 修司 (著) >
   * 霊的なものは身体や脳という物質を介さなければ…
 霊的な世界を簡潔に説明している個所である。霊感に関しては体質の問題で、
全く霊体験をしたり、持ったことのない人には、解りようがない。何度か経験
してきたが、現在は薄れている。私は父親の霊?が、10年近く体質化して心底に
あり、不思議な現象を度々、経験をしていた。孫のようにように幼児の頃から、
愛され育ったこともあり、元もと、脳内などに染み込んでいたことも…
それにしても、死ぬまでの、生への渇望のエネルギーには、驚いてしまった。
 丁度、27歳、起業へのジャンプ台から飛び出すに、このエネルギーが、その
まま原動力になっていた。 以下は佐伯啓恩の『反・幸福論』のー死後の世界
と生命についてーの一節である。

≪ 実際、この宇宙にはまだとらえられてない、不可思議なエネルギーが存在
するようで、それどころか、宇宙を構成している物質の殆どは未知のエネルギー
とか、物質だか、正体を知りえないものだという。 そこで仮にそうした霊的
エネルギーが存在するとしましょう。それでもそれが人間の精神を形つくると
するには、やはり人間の身体や脳という物質がなければなりません。そうで
なければ、この不定形で停泊場所をもたない宇宙的なエネルギーが我々の
意識や精神になるとは思えません。仮に人間のうちに霊的なもの、つまり、
「精神」と呼ぶようなものがあるとしても、それは、物的な身体性と不可視
の霊的エネルギーの結合というほかないでしょう。とすれば、身体が消えれば
意識も精神も消えてしまう。それは宇宙に拡散して存在するかも知れません。
しかし、それは「私の霊」ではないでしょう。「私」がないのだから「私の霊」
などというのはありません。
 …確かに死ねば何もなくなるかもしれないが、『魂でもいいから、そばにいて
─3・11後の霊体験を聞く』奥野 修司 (著)という本がある。東日本大震災に

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04月24日(金)
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