ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[384117hit]

■6467,閑話小題 〜何か釈然としないゴーンの逮捕
産まれ、フランスの大学を卒業し、ルノーで才能を開花、日産を劇的に建て直した
世界的人物。このままでは、済まされない。 もしかして、日仏経済戦争の可能性
も充分にある、安倍政権にとって、やっかいな案件だ。あまりの実績に、逆上せた
ゴーンの過剰の私的化を誰も経営チェック出来なかったことになる。
 ブラジルではなくて「フランス次期大統領」は?考えすぎ。その為の準備資金
と思えば、さもありなんだが。検察も、不祥事続きの中、相当の覚悟のはず。

・・・・・・
4638, デフレの真実 ー金持ちの本音 ―�
2013年11月27日(水)         
 * 資本主義社会は、金持ちが有利につくられている!
 ー庶民は知らないデフレの真実ー森永卓郎(著)
 要点を絞り込むと、資本主義社会の金持優遇が明確に見えてくる。
消費税が5%から10%に増税される反面、金持ちや企業の減税がなされる。 
英国で1979年にサッチャーが首相になると、9年かけ、これまでと真逆の政策
を実行した。25〜83%まで11段階あった所得税率を25と40%の二段階にした。
 その反面、消費税を8%から15%へ引き上げた。金持ちの所得税を半減し、
庶民が負担する消費税は二倍近い増税である。これは1982年のフォークランド
紛争を利用して、勝者・サッチャーの政策を支持させて、この金持優遇の税制
改革をした。弱肉強食社会こそ国力を上げるという美名の元に。現在、TPP
の話し合いが続いているが、日本にとってはマイナス。環太平洋沿岸国の関税
などを撤廃して、アメリカ主導の貿易圏を作りましょう!というが、
これは弱肉強食の強者に有利な制度。狙いは、日本人が溜め込んだ郵貯。
それを民間にして、本体の株式と、預金を狙っているのは自明である。
  〜金持優遇の一節より
《 金持にとって、デフレは天国だ。私が持っている3億の価値は、デフレで
 1%下がっただけで300万分の価値が上がると同じことになる。資産がさほど
 無いけれど、おいしい既得権を握っている人はデフレは好都合。庶民は転職が
難しくなったり、リストラにあうが、終身雇用の公務員はリストラはない。
デフレは、この人たちの暗黙の了解で行われている。管弦楽団と同じように、
オーケストラのメンバーはタクトを見れば、具体的指示がなくても指揮者の
意図を読取り演奏ができる。それと同じことが、世の中で行われいるのだ。
 ・・ 消費税増税で10%になった場合、庶民は収入の80%を消費に回すのに対し、
金持ちは20%で済む。社会保険は収入に対してかかるのに、庶民の払う消費税は、
80%のうちの10%で収入の8%になるが、金持ちは20%×10%だから、2%で済む。
だから金持ちと、庶民は消費税一つとっても違うのだ。》
▼ 著者は、だから金持にならないとワリを食うと強調する。
 まず、一年分を貯めろ、次に三年分。そして、それを投資のタネ銭にしろ!
という。この辺りから、「君は一万円を破れるか?」の著者と、大きく違って
くる。本音は誰も貧乏より金があった方がよい。その目安は、金に心配しないで
済む収入と、貯蓄。一説では、300〜400万の収入と2千万の預金。あとは、
さほど変わらない?という。しかし、これも思い込み? 生物の進化は優勝劣敗
があればこそだが!

・・・・・・
5370,閑話小題 〜思いのままに
2015年11月27日(金)
   * 思いのままに
・後ろ側から追いかけられるような『死への怖れ』が、70歳過ぎると、
真正面から迫ってくるというが、あと二ヶ月足らずで到達する。半世紀
以上の腰痛持ちで、その年々悪化が老いのバロメーターになっている。
杖をつき、次に車椅子生活?も、そう遠くない先になるのか? 
それでも楽観的なのは、『人生の大よそのことは、遣りつくした』
手ごたえがあるため。自分自身を飼い殺しにして、老いてから、泣き言を
言わないで済むだけでも良しとしなければ・・ これも自分への説得か。

・先日のパリのテロ、2001年の9・11テロに匹敵まででないとしても、
欧州に、世界に、大きなインパクトを与えた。大国が本腰を入れて、シリア

[5]続きを読む

11月27日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る