ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[389639hit]

■6198,閑話小題 〜知識と所得 −7
全面否定する気持ちは最小である。気持ちは「天気晴朗なれど、波高し」。
 この詩は、誰にでも訪れる人生の終焉で、励ましを与えてくれる。
《  言ってはならぬ、闘いが無益などと
   努力も傷手も無駄などと
   敵はなお息絶えず、怯むこともなく
   事態は相も変らず元のとおりだ、などと。
 ーアーサー・ヒュー・クラフ「言ってはならぬ、闘いが無益などと」P-44
アーサー・ヒュー・クラフはイギリスの詩人。ラグビー校でトマス・アーノルド
に習い、その息子マシューと生涯にわたる親交を結んだ。マシュー・アーノルド
の追悼詩の傑作「サーシス」はクラフを悼んだもの。「言ってはならぬ、
闘いが無益などと」は窮地にあってなお不屈の心をうたった詩として知られる
(引用は冒頭の一節)。また第二次大戦中にチャーチルがルーズベルトへの放送
の結びにこの詩を引用し、イギりス国民を励ましたという逸話を持っている。
クラフには「一度も闘わないよりは、闘って敗れた方がましである」
という有名な言葉もある。  》  
  ーネットで、調べたところ、以下の訳があった。   
【 悪戦苦闘しても無駄だ、
  骨折り損だし、怪我をするだけだ、
  敵は一向に怯(ひる)まないし、逃げる気配もない、
        結局元の木阿弥だ、などと言ってはならない。
  希望を抱いて馬鹿をみるなら、心配が杞憂に終わることもある。
        もしかしたら、ここからは見えない戦場の一隅で、
  まさに今、君の戦友が逃げる敵を追っているかもしれない、
        君さえいなければ、勝利は味方のものかもしれないのだ。
  疲れきった様子で浜辺にうち寄せている波も、
       いくら苦労しても一歩も前進してはいないように見える。
  それでも、ずっと彼方の湾や入江では、じわじわと、
       そして、黙々と、大きな潮がみちかけているのだ。
  夜明けの時にしても、東側の窓からだけ、
       光が射してくるのではない。
  東の空に太陽が昇るのが、どんなに遅々としていても、
       西の方を見るがいい、天地はもう明るくなっているのだ。 
               ー平井正穂編『イギリス名詩選』より 】
▼ 現在の私に、一言一言が実感として響いてくる。 何もしない人ほど、
 いや出来なかった人ほど、「闘いが無益で、努力も痛手も無駄」と言い張る。
闘いもない、さしたる努力もない人生ほど、毒が溜まり、精神を腐らせている。
その毒を、他人に?に向け、吐き出すしかない人々の哀れさを、この節目で
タップリと見せて貰った。「世界は広い。そして深い!」人類は成功によって
導かれてきたが、その背後には99%の失敗と挫折がある。それが人生だ。

・・・・・・
5831,閑話小題 〜しまった! ー「しまった!」の総括ー 18
2017年03月03日(金)           
          「失敗の心理」しまった!」ジョゼフ・T・ハリナン著
   * 「しまった!」の総括
 ランダムに印象に残ったところからテーマにしてきた。どれもこれも思い当る
 ふしがあるテーマ。須らく、さんまの「アフォ違いまんねん、パーなんねん」
――
・人は(90%は)間違るもの。
・手ごわいのが「あと知恵バイアス」〜更に危ないのは当人が気づてないこと。
・専門家によれば、視野のなかで高解析度をもつ範囲は角度にすれば親指の幅の
 僅か二度だけ。「見たつもり」「知っていたつもり」で、実は何も知らない。
・都合よく無意識でつくり変えた話でも、二度三度繰返すうちに、いつしか
 「記憶」そのものになってしまう。
・人はみな「意味」を探す だから物語化をして問題整理が必要となる。
・意外と大事な「色」の問題。黒いユニフォームのチームは、ペナルティを

[5]続きを読む

03月03日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る