ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4627, 夫婦格差社会 ー2
 人はとかくその瞬間がくるまで、自分がどう感じるかなどわからない。たとえば、自分が若いときは、老いて、特別な延命治療を
受けるかの質問に、殆どが「受ける」と答えない。ガンの専門医で「受ける」と回答したのは6%、化学療法士でゼロ、
健康の人で10%だった。しかし、死にかけている人に同じ質問をすると、重病患者の58%の人が、たとえ一週間しか命が
延びなくても、治療を望むだろうと答えている。・・・ ≫と。
 ▼ 「こと(実践)」に擦り寄って、体感してみないと、実際のところ分からない。 一流のエキスパートには二つの
  共通点があるという。一つは、「幼少期からはじめている」ことと、二つ目は、「肉体面でも、頭脳面でも、生まれもった
  能力は人が思うほど大した要因でなく、重要なのは練習量、特に10年間の持続的な努力を要している点」である。
   研究者によると、バイオリニストの調査で、同年代で、世界の最高レベルの人たちのグループは、20歳までに一万時間の
  練習量を超えており、それほど成功してないレベルの人たちの平均は、2500〜5000時間だった。当然ただ練習を
  すればよいのではなく、練習の繰り返しの中で、パフォーマンスの記憶を改善する方向を目指すことが必要。
   ところで秘境旅行は実際に当地に行って直接、その大自然に接し感動して初めて、その醍醐味が実感できる。
  どんな大自然に出会うか、そのときまでわからない。それが良いのである。それは事業でも人生でも同じこと。
  未知への不安に対しては、自分で乗り越えるしかない。私の友人の哲学(信念)は、「迷ったら、とにかくやってみる!」
  見ていて面白い人生である。節目ごとに私のところに相談にくるが、見事なぐらいに転進していく。どうなるのか、現に
  実践してみないと分からないのを本人は知っている。 本題から逸れたが、ある程度を考えたら、後は出たとこ勝負である。
・・・・・・
3887, 積極的逸脱
2011年11月16日(水)
異端をマイナスに捉えるのでなくポジティブにみる「ポジティブ・デビアンス」という言葉がある。日本語にすると積極的逸脱になる。
世界を巡ってみると、それぞれの地域の閉鎖性が垣間見え、それが異端に見える。当然、自分の住んでいる異端が合せ鏡で見えてくる。
そういう私の方が地域社会では異端になる。それもあり、地元の人の付き合いは一部の人と因縁のある学校の同級生を除いて
最小にしてきた。私にとって、これが積極的逸脱である。職場が新潟、住居が長岡だったこともあり比較的上手くいったと思っていた。
 しかし、私という存在は他者がいてこそ成り立っている。その他者が限られた閉鎖社会としたら、その兼ね合いは難しい。 
「ポジティブ・デビアンス」は、もともと社会問題の解決法に使われていたが、現在ではビジネスに使われているようになっている。 
後進国の農村で死亡率が高い中で、ある村が何かのきっかけで、手を洗い、動物性タンパク質を取る習慣があって、
たまたま近くに医者がいる部落があったとする。その地域からすれば、その習慣は他の地域社会の常識から
逸脱していることになる。 しかし、それを知った外部の人が、それを他の部落の人に広めることで、全体の死亡率が減っていった、
とういう事例がみられる。 コンピューターの世界に「暴走熱」がある。 一定期間継続して作動するコンピューターが、熱を出して
不具合が生じるトラブルで、これはエンジニアの世界共通の常識であった。これをアメリカの大手コンピューター・メーカーの
一人のエンジニアが立ち上がり、世界中のポジティブ・デビアンスを探し出し解決をして、会社への競争優位をもたらしたという。
大体が改革とは、そういうもの。 従来のやり方を根底から変えることは、どうしても摩擦が生じるもの。 秘境ツアーそのものも、
極的逸脱と見ることが出来る。 世界の在り来たりの観光地から、秘境・異郷に興味が向いたのは積極的逸脱であった。
そうしなくてはストレスが解消出来なかった。逸脱する対象が、どんどん奥地になるほど、比例して満足度が高くなっていた。  

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11月16日(土)
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