ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2908, 「ドレス」という名のクラブ?
彼は驚いて 「へえ。君の行く先って、あの夫人のとこ,.」「あなたはその方のこと、ご存じなの?」
と、娘はさほど驚きもせずに尋ねます。「もちろん、彼女を知らない人なんかいないよ。
パリにはああいった女性主人というのは多いよ.こう言っては何だけど、とても意地悪な女だよ」と、
ジュロは大声で笑いながら、そして、しばらくこの娘に考える時間を与えてから、保護者気取りで言うのです。
「お嬢さん、気をつけてな。マダムは頑固だけじゃなくって、金払いも悪いからな…」
「ええ、じゃあ……」と、娘は呆然とつぶやきます。実際、娘にとっての第一日は不運に始まりました。
この見えない罠に満ちた大都会に、彼女はおじけついてしまったのでした。
ジェロは、そんな娘の動揺を見すかすように、やさしく言うのです。
「でも考えがあるんだ。僕の母親がお手伝いを探してるんだ。彼女ってとても素晴らしい女性なんだ。
彼女の家でなら、うまくやっていけよ」そしてランチタイムになりました。ヒモは、この不幸な娘を安心させるため、
大衆的なレストランに誘い、定食を上品そうに選び、ごく少量のワインを飲むことをすすめ、ちょっと人を小ばかに
するような物腰と、田舎娘にとって魅力的なパリなまりを使って、調子のいいことばかり言ってだますのでした。
それから充分「出来上がった」と感じ取ると、彼は母親役を演ずる手先の女の家に連れて行きました。
娘を女の家に住まわせ、ジュロは、母親役の女と二人三脚で、娘が自分自身に身も心もゆだねるように、
仕向けるのです。甘い香りの花束と恋のささやき。ドレスと靴のプレゼント。ヴァカンスはコート・ダジュール。
ホテルは娘が好みそうな清潔でおしゃれなところを選びます。
そして、ちょっとぜいたくなシャンデリアの下でのディナーで感激させるのです。
翌日は船でレラン島へ。そこで、を「君を愛してるよ」と、胸に手を当てながら告白するのです。
田舎出の娘は、こうした言葉にもうひとたまりもありません。
こんなやさしくて粋な男性にかつて一度も会ったことがないのですからー。
パリに戻れば娘は恋するあまり、ますます‘母親’に気に入られように家事の手伝いに励むのです。
さて、そうした後に、いよいよジェロの本領発揮です。涙まみれで、ヤクザにだまされた、事業に失敗した。・・・・・
ーー
駅には、カラスという手合いが、屯している。ホステスの斡旋業で、一人引く抜くと何万円かになる。
クラブも、ある意味で、こういう女性の隙を捉えて間接的?売春をさせなければ
お客は何万も出して通わない?? その意味で、夜の世界は深く、危ない世界でもある。
・・・・・・・・・・
2007年03月22日(木)
2179, 親の仕送り
才八∋ウ _〆(∀`●)
先日の新聞に
「首都圏の私大に昨春入学した子供を持つ家庭の家計負担」の実態の記事があった。
私の息子二人が一年間だけだが、自宅外通学で関東の大学に在学した時期がある。
みるみるうちに貯金が目減りをしたのを記憶している。
あれから10年になるが、当時は「一年間は仕方ないか!」ぐらいしか考えてなかったが・・
学費とアパート代と生活費など、年間400?500万はかかっていた。
少子化問題というが、現在の日本では多産なぞ出来るわけがない。
ーその内容を、まとめてみるとー
:平均借り入れ金額が170万円台に達し、自宅外通学者は207万円、過去最高になった。
:毎月の仕送りは初めて月額10万円を割り込んだ。6年続けて下がり続けており、
家賃をひいた生活費は平均は3万9千円。
:自宅外通学者の初年度の負担が307万円。
:入学費用の銀行からの借入者が30・7?。207万円。自宅通学者で25?の世帯が借り入れをしていて、
138万円という。自宅外と自宅の通学者平均174万円。
ーーーーーー
これからみても、厳しい実態が窺える。両親にしてみれば、胸突き八丁というところだろう。
苦労して育てても、結婚すれば嫁か娘婿に疎んじらる。これも順番であるから仕方ないが。
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03月22日(日)
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