ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2807, 不況景色 −2
彼のいわんとすることは、「この世には絶対精神があり、それがだんだんと世界を高尚に持っていく」という上昇史観です。
キングが君臨し、ビショップが威張り、官僚が圧制する。それらもすべては絶対精神が自己を実現していくための
大きな流れの過渡期の現象であって、現在はプロセスの途上にある。 このプロセス論には、憎むべき狡猜さがあります。
これからはどんどんよくなるのであり、その途中に生まれ合わせたのだから、「高きを望むな」と、現体制を弁護する
最高の理屈にもなるからです。そしてヘーゲルがトマス・アクィナスの「神学大全一に近代的な衣装を着せたに過ぎぬ事情は
一目瞭然でしょう。 一方、マルクスは徹底的に模倣です。独創性は何にもない。共産党宣言の根本はエンゲルスが書いた。
共産主義というドグマは、幸田露伴の「五重塔」の表現を借りれば、「エンゲルスこれを創り、マルクスこれを為す」
というようなものです。そのエンゲルスも本当は歴史を知らない。モルガンの「古代社会」を読んで、それを勝手に解釈し、
夢の古代社会を創った。ルソーがやったのと同じ手です。 こう見てくると、どうも哲学というものは、物書きを目指す人は
別だけれども、一般教餐としては全部いらないと思えてきます。あれは要するに、人に固定観念を植えつけるためのものです。
人を楽しませ、喜ばせるものではない。しかし、人間の中には時代を問わず常に必ず不平不満は絶対ありますから、
それに訴える哲学は永遠生きるということも真実です。その点では、不平不満を書いてある本を読んでおいても意味がないではない。
ーー
以上だが、近代哲学を要約してあって面白いことは面白。大衆向けには、この論は丁度良いのだろう?
いや、如何だろうか?
゚∀゚)ノ バイ!
・・・・・・・・
2006年12月11日(月) 2078, 談合列島!
(。^0^。)オッ(*^○^*)ハ〜
「垂直に立つ!」
これが「情報化社会」と、「非情報化社会」とを、分けるキーワードになる。
「死が人生の終点」と信じる人の延長上と、「いまここに生きている今日明日の現実」と、
‘水平と垂直’との境目が[いまここ]である。人生に垂直も水平も、ハッキリした境があるわけがないが・・
垂直とは何だろうか? 水平とは何だろうか? 水平とは、現実である。
垂直とは、いまここの切り口から直感できる永遠である。そして、この瞬間の中にある澄んだ純粋性である。
以下の、異常な事態を考えるために、「垂直に立った」澄んだ視点で現在の三県・県知事逮捕を鳥瞰しながら考えてみる。
−−
先日のNHKニュースで、宮崎県知事の逮捕を受け、「日本は談合列島の様相を示してきた」と、アナウンサーがいっていた。
そのニュースの中で、元ゼネコンの営業責任者が解説で、「スーパー・ゼネコンが談合を廃止、談合のプロが一線から排除され、
それまでの犯罪システムが崩壊。県知事、市長の権力を利用した 集金、集票のゼネコン・マフィアの癒着が露出してきた」
と、県知事・市長の犯罪システムを暴露していた。
一ヶ月半で、県知事3人、市長2人が逮捕された。「次は何処と何処の知事」とマスコミ関係者の中では
噂になっているという。これなら、「大部分の県知事が何らかのカタチで犯罪に手を染めている!」と、
思わざるを得ない状況であり、これは極めて異常事態である。
このHPで何回も「ゼネコン・マフィアの犯罪」を辛辣に批判してきた。
そのゼネコン談合システムと、市長、県知事の選挙のための集金・集票システムが結びついていたのだ。
私自身、彼らに嘲笑されながら、掌の平で転がされてきたからこそ、いえることである。
ソ連が崩壊したのと同じ原理が働きだしたのである。
必要悪と黙認されて公然とした犯罪システムが情報化で、露出してしまったのだ。
さらに利害と関係していない「大衆の方が知能レベルが格段と上」になってしまった。
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12月11日(木)
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