ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2748,  ソロスは警告する −1
  新しいエンジンとして中国・インドおよび中東が期待される。
   彼は「2008年中に巨大バブルが弾け大恐慌の危機が来る」と見事に予告している。
他に
 ・サブプライム危機は巨大なバブルの一部にすぎない
 ・このバブルは信用マネー取引の膨張と市場原理主義によって生み出された
 ・ドルの下落は今後も進んで行く。
 ・CDS市場に大きな問題が発生するであろうが、もし、そうなったら、それがヘッジファンド 
  の連鎖破綻を引き起こし、資金提供元である大手金融機関をも直撃する大変な事態に至る。
   と見事なまでに、現在進行中の金融危機を的中させている事は驚くべきことである。
  なお、これらのソロスの予告の後の数年間、一体、どうなって行くのかに興味のある方には
  副島隆彦著「恐慌前夜」、ラビ・バトラ著「2010年資本主義大爆裂! 緊急近未来10の予測」と
  「資本主義最後の5年」、藤原直哉著「世界同時株大暴落」そして恐慌論の名著ガルブレイスの「大暴落1929」を是非、
  読んでいただきたいと思う。それぞれの本についてもレビューを書かせていただいたので、ご一読いただければ幸いである。
  −−−
  本を買ったら、「まえがき」と「おわりに」と「目次」を読んで、その後、ネットで検索をしてから
 本文を読むようにしている。それも飛ばし読みである。そうでもしないと、短時間で、読みこなせるほど軽くはない。
 この本の冒頭に松藤氏が、解説をしているが、この文章も簡潔に、そのものズバリにまとめてある。お勧めの本である。

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2007年10月13日(土)
2384, こころの旅  −1  
 「こころの旅」神谷 美恵子 (著)

藤原治著の「人は60歳で何をしたか」に紹介してあった本である。 さっそくアマゾンで取り寄せ、読んでみて、
もっと早い時期に読んでおきたかったと思わせる本であった。 最近に、こういう本に出会うことが多くなった。
一冊の本に魂を入れることが出来るのである。本とは本来そういうものだろう。 それとも自身が著者の魂を
感じることが出来るようになったのだろうか。人生の旅路には、常に越えなければならないいくつもの峠がある。
この本は「こころの峠」の、それぞれの年代に焦点を当てて優しく語りかけている。

この本のどの部分を読んでも、深い魂から呼びかけてくる声が聞こえるようである。
この本は十章から構成されているが、一章ごとに過去を振り返りながら読める。
人が死ぬのは肉体だけで、「こころ」は何時までも残る、と感じさせる本である。 
人生で何か一番大事な部分から目を離していたのかもしれない。 この本の最終章に、この本の要約が書いてあった。
一番感じたことは「こころ」に「よろこび」が必要ということである。 アホかと思われるかもしれないが、
「こころ」に喜びはシャワーのように浴びせてきた。それが人生を振り返り、一番良かったと言えることである。

ーまずは、その中から一部をコピーしてみる
 ーー
からだにとって空気や水や食べ物が必要なのと同様に、「こころは生きる喜びが必要である」ことは一生を通じて
変わらないことであった。 幼児期のホスピタリズムは、これを証明するもっとも早期の例であったが、
その後も「生きるよろこび」欠乏のために神経症、犯罪、自殺企画、自殺そのものが各時期におこりえたはずである。
ことに大きな危機は青年期と向老期であることは見てきたとおりである。
日本では老人の自殺率がいつも世界で一、二を争うほど高いという。
老人をめぐる社会的環境の悪さのために、老年期もまたこころの旅にとって一つの危機なのだろう。
社会的次元のことは社会全体の努力と工夫によって、かなりのていどまで改められるはずである。
老人にもこころのよろこびを、というのがその目標でなくてはならない。

人間のこころのよろこびがどんなものかは、幼いころから次第に明らかになっていった。
愛し愛されること、あそび、美しいものに接すること、学ぶこと、考えること、生み出すこと。

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10月13日(月)
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