ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2655, いちゃつき
なったり汚物まみれになったりしている。それは子どもにとって、とても気持ちのいいことだったはずなんですね。」
〜〜
男がキャバクラで、アルバイトの女子大生などと遊ぶのも、いちゃつき願望なのかもしれない。
少し いちゃつきたくなってきた!
・・・・・・・・・・
2007年07月12日(木)
2291, 10歳の放浪記 −3
。っω-)..。oо○(゚+。ぉレ£∋ぅ゚+。)
この番組の中で、作家がドラマの中の10歳の頃の子役を抱きしめた場面を
紹介したが、これは深い意味が含まれている。この行為そのものが「究極の癒し」になるのである。
精神症や精神病の原因として最近「トラウマ」が取りあげられている。辞書でトラウマを調べると、
「耐えられないような体験・その痕跡。内的原因(欲動興奮的)と外的原因(侵襲破壊的)がある。」とある。
特に幼少時のトラウマが大きな原因となっている場合が多い。癒し系の本には、その時の自分を思い出して、
イメージとして抱きしめることが、本人のトラウマの一番の治療になる、とある。
ところで、NHK/BSで「わたしが子供だった頃」のシリーズで、童謡作家の上条さなえさんの「10歳の放浪記」を
ドラマ仕立て観て、感動し、この随想日記に二回にわたり書いてきた。
本を買おうかどうか迷ったが「図書館にあるかもしれない」と思って、買うのを控えていた。
先日の日曜日に近くの図書館のファンタジーなどのコーナーで探したが、無い。
諦めかけたが、それでもと思い直し更に探したところ、あったのである。
−−
ー以下は、この本の一番のクライマックスの場面であるー
四月になると、暖かい日が続いたので、早苗は母が買ってくれた半コートを
父のボストンバッグにしまった。父は数日にわたって、風邪で熱を出していた。
早苗は天井を向いている父の横で、算数の計算ドリルをしていた。「なこちゃん」父が目を開けた。
「ン?」早苗が父の顔をのぞきこむと、「死のうか…」と、ポヅリとつぶやいた。
「やだ。まだ、マティー二を飲んでないもん」早苗は首をふった(映画館で見た、マティーニを飲むことを夢みていたのだ)
「もう、金がないんだ。明日の朝十時にここを出たら、行く所がないんだよ」父の言葉が、ショックだった。
早苗は大きな溜め息をはくと、外に飛び出た。姉は、東京の巣鴨だときいていた。
姉なら、なんとかお金を貸してくれるだろうと思ったが、電車賃がなかった。
早苗は歩く道々に、お金が落ちていないか目を皿のようにして探した。駅前の通りを歩いていると、パチンコ店の中から
『軍艦マーチ』の曲がきこえてきた。 早苗がその曲につられるようにして、店内を見ると、銀色の玉が一つ、二つ、
床に落ちているのが見えた。 ここで稼ぐしかない。
ドアを開けると、耳をつんざくような軍艦マーチ一の曲と、チン、ジャラ、ジャラという音が聞こえてきた。
床に落ちている玉を探し求めて、何個かの玉を握りしめた。人に怪しまれないように、
早苗はおばあさんの隣を探して座った。 そうすれば、祖母と孫だと入は思うだろうと考えた。
早苗は・おばあさんのやり方を見た。パチンコ台の右わきの小さな穴に玉を入れて、
バネを右手の親指で掃せばいいのだとわかった。早苗はゆっくり玉を入れた。
そして、ゆっくりとバネを押した。力が弱すぎたのか、玉はパチンコ台のくぎにも届かず下に落ちていった。
二つ目はバネを押す力が強すぎて、台のくぎの外側を大きく回って下に落ちた。
早苗は深呼吸した。三つ目がようやく、台のてっぺんにあるくぎで囲まれた
小さな穴に入ろうとして、くぎにはじかれて下に落ちた。(ここをねらえばいいんだ)
早苗は四つ目を、はじいた。四つ目の玉はてっぺんの穴に吸いこまれるように
ストンと落ちた。チン、ジャラ、ジャラという音とともに、台の受け皿に玉が出てきた。
早苗はホッとして・五つ目を入れた。すると右わきの穴の途中に玉が引かって止まった。
早苗が小さな声で「あっれ」と言うと、隣のおばあさんが「上についてるブザーを抑しな」と教えてくれた。
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07月12日(土)
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