ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[396352hit]

■2549, 一神教vs多神教 ー3
07:聖地は母胎回帰願望と結びつく。
08:聖地とは夢見の場所である。
09:聖地では感覚の再編成が行われる。

    例えば、エルサレムは01・02の条件によって、3つの聖地になっている。
    トルコのイスタンブールにあるアヤソフィア回教徒寺院はかっての
    キリスト教会を転用したものである。
    逆にスペインのゴルドバは回教徒寺院をキリスト教会に転用したものである。
  それをパワースポットと呼ぶにせよ何にせよ、古代人はそこが聖地であることがわかっていた。
  この聖地の条件は、台所という空間の中での、マルタでいう「いい場所」にあてはまる。

台所は大地の炎の力に結びつき(04)、
ウクライナでは、そこでは大家族が一同に会し、「座ったり、料理をしたり、
食べたり、洗濯をしたり、寝たり、何でもする」(06,07)
ウクライナの台所とはそれ自体が聖地であるという以上に、家そのものであり、
家族にとっての全世界であった。
ウクライナにとって、そこはさらに、「いい場所」という中心点が必要になる。

マルタの「いい場所」もまた、それはこの世ならぬ世界の道しるべであり、
みあかしに照らされた光の記憶は夢見の衝動を誘い(08)、
聖母子像は母胎回帰の夢想と他の信者とのネットワークを示し(05)、
そこに家族の思い出を結びつけるメモリーバンク(06)でもある。
それがなければ台所は「からっぽ」なのである。

  −−−−−−
  私の聖地は、何処だったのだろうか?自分が生まれ育った町が聖地(生地)ということか。  
  それにしても、エレサレムは素晴らしい聖地であった。 生生しいが!
                (o ・д・)ツ  バイ!
・・・・・・・・
2006年03月27日(月)
1819, あちら側の世界 −2  
    才ノヽ∋ ー ヾ(^ω^*)
「ウェブ進化論 」−2  ウェブ社会の現状は?
  
ー「あちら側」のウェブ社会と「こちら側」のリアル社会は、
 あまり融合しないのではないかー
 若い人が当たり前だと思っていることでも、リアル社会の大人たちは何にも知らない。
 ネットの「あちら側」の興奮はリアルの「こちら側」には全然伝わらない。
 
 ウェブ社会とリアル社会の本質的融合はイメージできない。
 ウェブ社会では特殊で不思議なことが起き、影響力が大きくなっても、
 普通に暮らしているリアル社会の人には全然見えない。

     家庭で言えば、お父さんとお母さんはリアルの社会で暮らしている一方、
     15歳と13歳の子どもはアフィリエイトとグーグルのアドセンスで
     小遣い稼ぎしている。昼間、学校に行ってる間に、
     子どもたちの分身のウェブサイトがパートの母親より稼ぎだす。
     でも、親にはよくわからない。子どもは相変わらず「勉強していい大学行きなさい」
     と言われ続けている。若い人たちは「説明してもしょうがないからいいや」
     となってしまう。「ウェブ」と「リアル」の隔絶は時間がかかる。

 生まれた時にはウェブがあった子供たちが、リアル社会の主役になると変わってくる。
 だから長い時間がかかる。世代交代によってしかリアル社会への変化は起きないように思う。

    ―シリコンバレーから、日本のIT産業をどう見えているか?    
     現在の日本のベンチャー企業のあり様は、20年から25年ぐらい前のシリコンバレーに近い。
     90年代後半にシリコンバレー型の起業家経済の種が日本にも輸出された。
     日本社会でも芽が出てきている。普通の経済ルールとは違うから、
     鬼っ子みたいな企業も生まれるだろう。でも、種は植えつけられた。
     だから20年ぐらいかかると、そういう起業家経済圏が広がってくる。

 例えば、ビル・ゲイツは50歳、スティーブ・ジョブズも50歳。
 PC産業が誕生した70年代半ばに20歳ぐらいだった人が、成功したのが80年代前半。

[5]続きを読む

03月27日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る