ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2452, 居場所を見つけたときに人間は変わる −1
いや、相手の話を聞く訓練はしておくべきである。でも、相性もあるか?
後記)たまたま、このテーマを取上げたら、去年の同日、家族について取上げていた。
不思議なことだ!
つづく (。・∀・)ノ゛
・・・・・・・・・
2006年12月21日(木)
2088, 14歳からの哲学−1 才八∋ウ_〆(∀`●)
「14歳からの哲学」 池田晶子著
− 読書日記
「知ることより考えること」と、「人生のほんとう」と、「41歳からの哲学」と、
この「14歳からの哲学」の中から、その都度目についたテーマを考えてみる。
人間として、社会人として、家庭人として、色いろな問題を地頭で考えているから、
そして子供向きに書いてあるから、解りやすく、深いところが考えやすい。
今回は、
ー「家族」ーである。
「家族」については、家庭崩壊が大問題になっている現在、
その本質をつかまえておかなければおかなければなるまい。
家庭内離婚の含めたら半分は家庭崩壊というが、その中で一人一人が
夫婦とは、親子とは何かをしっかりと把握しておかないと両親の犠牲になったり、
子供の犠牲になってしまうことになる。
カナダでは親の責任は高校卒業するまでという。
卒業したら学費を夏休みと、冬休みにアルバイトで稼ぎ出すのが常識になっている。
観光地の若い従業員は殆どが大学生の学費稼ぎである。
首相の子供でも、大金持ちの子供でも、もし親が出しているということが知れると、
一人立ちできない人間として軽蔑されるという。
どこかの国の、いい歳をしたフリーターとは「独立心・自立」という面で雲泥の差がある。
動物の母親の責任は子が外敵に襲われても個体で対処できる時点という。
その時点を過ぎると、親は子供を冷たく突き放す。
これは殆どの動物に共通の親子関係であり、例外は人間位のもの。
本来、人間も当てはめることが自然である。
ー著者の「家族」についての章の中の要点を抜粋してみる。なかなか面白い!
ーーー
世の中にはたくさんの他人がいるが、その一番近い他人が、家族である。
その痛みや心が解らないという意味で、たしかに他人である。
君が君のもともとの君は、誰から生まれたものではない。もともと君自身なのだ。
両親は、あなたの両親ではないというなら、いったい誰なのだろう。
彼らのほうから考えてみよう。
彼らにしたって、あなたが生まれたから君の親になったのであって、
はじめから君の親としていたわけではない。あなたが生まれなかったら、
彼らはただの彼らであって初めから親という彼らではない。
この事実を、多くの場合忘れている。誰が生まれるかわからなかったのに
君が生まれたという、他人と他人のこの不思議な出会いの感動を忘れて、
君のことを自分の子供だと思い込んでしまう。
親の役割は動物では、子供が独り立ちできるようになるまで、
危険から守って育てることだ。子供が独り立ちできるようになれば、
それ以上手を出そうともしないどころか、逆に突き放そうとする。
それでは動物の親でない人間の親の役割があるとすれば、
それこそが、他でもない、人生の真実を教えることのはずだ。
子供より先に生きている者として、何が危険で、何が大事か、
人はどのように生きるべきかを教える役割がある。
真実とは何かを考え、教えることができるのは人間だけなんだ。
両親が全知全能と思っていたかもしれないが、君が生まれることによって、
初めて親になったんだ。
完全な親なんて、人間の中には存在しないのだ。
完全な親であることができるのは、動物の親だけなんだ。
彼らの目的は生命を全うすることだけだからだ。
人間としての親は、人生とは何か、死ぬまで考えているのだから、
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12月21日(金)
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