ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1784, 「すごい考え方 」
その言葉の使い方一つで、効果はまったく違ってくる。
より効果的な言葉を使って人と接することが、
「すごい考え方」だというわけである。
部下に対する指示も、言葉一つで相手の態度は大きく変わる。
さまざまな意見が飛び出してまとまらない会議も、
言葉の選択によって効率化される。
どのような「言葉」を使っているかによって、
未来語を使うことによって、どんな人生を歩むのかが決定づけられる
といってもよいのだ。
ーーーーー

パソコンのOSも、人間のOSも、休むことなく働いていて、さまざまなタスクを
管理している。何か目標を立てて達成しようとする時、問題を解決しようとする時、
このOSに意識を向けることで見えてくるものがある。
パソコンのOSは、与えられた指示を、機械が理解できる言語を使って、
解釈し実行している。
この言語は、よく知られているように
「0」か「1」の組み合わせから成り立っている。
人間のOSも同じだ。
与えられた指示を、人間が理解できる言語を使って、解釈し実行している。
つまり、「言語」が人のパフォーマンスの高さについて、
重要なカギを握っているのである。

人間のOSの質を決定づけているのは「言語」である。
どのような「言葉」を使っているかによって、
あなたがどんな人生を歩むのかが決定づけられる、
といっても過言ではない。

自分がどのような会話をし、
どのような言葉を使っているかに意識を向ければ、
自分自身のOSの性能を高めることができる。

これにより、
低いパフォーマンスしかあげられない
「ふつうのOS(Default Operating System)」から
高いパフォーマンスの
「すごいOS(High-Performance Operating System) 」
へとバージョンアップが可能になる。

前者が「ふつうの考え方」で、
後者が「すごい考え方」である。
「すごいOS」では、「未来語」が多用される。
「未来語」は、現実にとらわれずに可能性について語る言葉である。

可能性について語ろう。
そうすれば、さまざまな解釈によって作られている窮屈な現実から、
私たちは解き放たれる。

対象を固定された視点からではなく、新しい視点からとらえることができる。
「何が可能だろう?」と問いかけ、考えることが
「未来語」の基本となる。

たとえば、 「彼女は頭がいい」(現在語)
の代わりに、「彼女の力を借りて、新しいプロジェクトを始めてみよう」(未来語)
といった具合である。

残念なことに、多くの人は「現在語」だけで会話している。
その結果、自らの世界を狭め、可能性の世界に目を向けない。

問題解決の思考法を説いたものでは、かならずといっていいほど
「なぜ」という「問い」を繰り返すことが強調されている。
問題の根本的な原因を突き詰めるには重要な「問い」であることは確かだ。

しかし実際は、使い方によって「なぜ」という問いが、相手を責める、
自分を守るという対立関係を生み出す場合が多々見られる。

ある社員が、8時のミーティングに30分遅れて部屋に入ってきた。
そこで上司は
「なぜ遅れたんだ?」と聞く。
部下は
「すみません。ひどい渋滞に巻き込まれてしまったものですから」と答える。
しかし、ここで解決すべき問題は渋滞ではない。

部下は、「なぜ」と聞かれると、「なぜなら」という思考を促されて、
分かりやすい原因や、納得してもらいやすい理由を述べるようになる。
これが言い訳といわれるものだ。言い訳を並べられても、
問題解決には何の役にも立たないのである。

どのようなすばらしいアイディアでも、
行動に変換されなければ意味がない。
この段階で重要になるのが、コミットメント(約束)である。
「ふつうのOS」の下では、コミットすることは可能なかぎり避けられる。
なぜなら、それは重荷とか義務、責任などのイメージがつきまとい、
それを成し遂げられない場合は、非難の対象になると思われているからだ。

しかし、「すこい0S」におけるコミットメントには、

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02月20日(月)
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