ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1576, 次にくる波
そのしっぺ返し、しかも取り返しがつかない規模の大激震がいよいよ2006年から
始まろうとしている。
・つまり、そうした時代こそが、
2006年から2030年にわたる第4ステージだ。
既にその前兆は至る所に現れている。
例えば増税論。そして近い将来、金利が急騰するかもしれないという話も語られ始めた。
今の日本の長期金利の1.55%(2005年1月)という水準は、
国家が極度の不健康状態であることを示す値なのである。
ではもし、長期金利が平常の5%、6%になったらどうなるだろう。
日本は今、国・地方・財投(財政投融資)を合わせて1100兆円の借金を抱えている。
その金利がある日突然1%台から5%台に上がれば、毎年利息分が最低でも
30兆円程度増えることになる。
国の信用力を背景としている国債が大暴落し、それが引き金となって
金利が上がるという負の連鎖によって、国の経済はあっという間に瓦解する。
ローマ帝国もその滅亡の直接の原因は国家破産だったのだ。
帝国末期には全土をすさまじいインフレが襲っていたという記録も残っている。
日本国家が野放図に借金を重ねた末路に待っている第4ステージ、
それが「国家破産時代」なのである。これが「次にくる波」の正体だ。
次にくる時代を一言で表現すると、「二極分化の時代」ということになる。
つまり、「勝ち組」と「負け組」にますます分かれていく時代なのだ。
国家が破産すれば、これまでの歴史を見てわかる通り、国内にはすさまじい
ハイパーインフレの嵐が吹き荒れ、大増税や徳政令など、
政府は国民の資産を奪い続けるような政策を取らざるを得なくなる。
日本国が破産する可能性は、このままいけば95%以上の確立である。
この数字は2000年の夏、経済企画庁(当時)が著した論文の中に、
「従来型の財政運営を続ければ、財政赤字は拡大し、
95%の確率で税金では返せなくなる」
とある通り、当の国自身が認めている事実だ。
国債という名の借金を無制限に重ねた結果、日本国は後戻りできない
「ポイント・オブ・ノーリターン」をついに越えてしまった。
やがて来る国家破産の時代は、相当な長期に渡る厳しい時代となるだろう。
あなたがもし50歳以上の方なら、自分が生きているうちに日本の再生を見ることが
できないことを覚悟すべきである。
つまり、日本が破産状態から抜け出すまでには、
長ければ30年近い期間を要することになるということだ。
小泉首相が郵政相時代にテレビ番組に出演し、
「財政投融資には莫大な不良資産が隠されている。
その財投の出口には92もの外郭団体が群がっていて、そこにある不良債権は
民間の不良債権よりずっと深刻だ」、と警告していた。
私の推測では、焦げついている財政投融資の総額は200兆円
(これは財政投融資総額のおおよそ半分)と見ており、国と地方の借金に次いで、
国の財政を圧迫する第三の要素となっている。
「消費税35%にしないと財政破綻する」
という論文を経済企画庁が2000年に作成している。
ロシアが財政的に破綻した時、
つまり、海外に対して債務不履行をした98年の時点で、
国の債務はGDP比で60%の水準だった。アルゼンチンでも同様だ。
GDPの2倍の借金を抱えるということが、いかにとんでもない事か、
これで想像がつくだろう。それでも日本がなんとか持ち堪えている理由は、
政府や行政の頑張りではない。個人金融資産1400兆円の信用力、
そしてトヨタやキャノンなど、世界的企業が上げる貿易黒字の存在である。
秒読みに入った“Xデイ”。
個人金融資産1400兆円−個人の借金250兆円=本当の個人金融資産1150兆円
国の借金1100兆円−本当の個人資産1150兆円=50兆円
国・企業が持つ資産100兆円+50兆円=日本国全体が持っている資産の余力150兆円
150兆円÷毎年の政府の借金60兆円=2.5年しかもたない!
Xデイは2007年!
国家破産を迎えたとき、歴史上、3つの大きなことが起こっている。
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07月27日(水)
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